株損益概算(前日比)
優待系は+4万。
今さらだけど、GMOフィナンシャルの比率が大きすぎて、それ次第の結果になっている。
短期用ジャパンミートは今日で売り。結局、7.7万勝ち。
この難解相場の中、買ってから大きな下げもなく綺麗な右肩上がりで、文句なしの成果。
ちなみに、逆指し値が引っ掛かり13時35分に売ったのだが、300株だけにもかかわらずこの下ひげとは。板薄すぎ。
優待取り用のはまだ残ってるので、これからもあまり下げませんように。
と書こうと場中に考えていたら、引け後に全部きたか。一部指定・増配・売り出し。
さすがに材料出尽くし、そして売り出しもあるし、月曜は下げると考える人も多いと思うが、たぶん上。
なぜなら、最終兵器がまだ残ってるから。7月優待の肉。
とりあえずこれで短気用は全て利益確定完了。
株式相場
日経は、何だか分からない相場継続。
ただ、連日、優待系とか含め強いものはあるので、そこをしっかり買っているかどうかが鍵。
新興は弱いまま。今のIPOはどれが上がるか予測できる人いないだろう。
雑談
神奈川県にさくら住宅というリフォーム会社がある。
この会社、カンブリア宮殿にも出たことがあるちょっと有名な会社。
従業員100名以下にもかかわらず、20期連続増収増益。
日本でいちばん大切にしたい会社という賞の審査委員会特別賞を受賞している。
何が普通のリフォーム会社と違うか。それは小さい工事を多くしているということ。
小さい工事というのは、効率悪いし、基本赤字。なのに、この会社はこの部分をおろそかにしない。
社長は、困っている人がいるからただ工事に行くだけ。リフォームを通じて社会の役に立つという企業理念があるからだと。
これは、多くの高齢者の信頼を得るわけだよね。
また、地域貢献もしていて、建物の一部を交流スペースとして開放。飲み物無料とかラウンジとしての貸出もしていて、地域住民の憩いの場みたいになっているという。
これは、多くの高齢者、間違いなく集まるよね。
小さな工事も地域貢献も大きな工事を受けるための撒き餌、いわば金儲けという感じは、この社長からは微塵も感じられない。金儲けの「か」の字も見えない。
すると、どうなるか。
熱烈な「ファン」がつく。お金を持っている多くの高齢者の。
お金を稼ぐことを狙うとうまくいかないが、「無欲で人のために動いていたら、結果としてお金に繋がる」というのは、とてもよくある話。
では株の話。この会社上場してない。非上場。
しかし、株式は発行している。そして、なんとその約60%を顧客が保有しているというとても珍しい会社。
さて、ここで問題。テレビでも放映された、業績絶好調、そして、多くの未公開株を持っているのが売り抜け目的のベンチャーキャピタルではない、こんな会社、もし上場が決まったらどうなるでしょうか。
「さくら住宅さん、大きなリフォーム工事するから、今すぐ、未公開株を大量に売ってくれー」
いやー、無理なんだな。そんなうまい話あるわけない。なぜか。
公の取引市場がないから、基本、さくら住宅からしか買えない。
しかし、新規に株式を発行するわけではないので、現時点では誰かが自分の持ち株をさくら住宅に売らないと買えない。
以前、さくら住宅に直接電話で聞いてみた。
当然、今は待ちの状況とのこと。ちなみに、リフォーム工事の大小によって買える株式数が変わることはないと。工事後にエントリーして(エントリーといっても口頭のみ)、予約順だと。
あくまで表面的な回答で、超常連客には優先してる可能性はゼロではない。ただ、この社長はそんなことしなさそう。
ちなみに、未公開株の簡単な補足説明として、20年後・30年後に上場していない可能性だって当然ありえるし、公募増資で株が希薄化して価値が薄れる可能性ももちろんある。
もっとも、この会社の株を今、持っている人は、利益のみを求めてという人はかなり少ないはず。
純粋に応援のために買った人の方が多いだろう。だから上場しようがしまいがあまり興味ないわけ。
しかし、逆に言えば、そんな方々には突然上場決定の連絡が入る可能性が。
「無欲で応援していたら、結果としてお金に繋がる」かもしれないのだ。しかも、とても大きなお金。
最後に、もし上場発表をしたら「無欲でいたら、結果としてお金に繋がる」かもしれない人が、社長や従業員も含めた株主以外に、実はもう一人いる。
上場発表により、ブログを見る人数が爆発的に上がるブログ主。
全然無欲じゃないし(笑)