株損益概算(前日比)
優待系は-4万。
日経800円下げでこれなら全く問題なし。
株式相場
下げるならしっかり下げてから復活期待。
雑談
今日は大きく下げたが、下げ始めはちょうど2週間前の10月11日木曜日。
そのとき、ある人はツイッターでこう言った。
「絶好の買い場だ!」
「大バーゲンセールだ!」
「今買わないでどうする!」
優しい。自分だけ儲ければいいのにみんなに教えてくれる。
別のある人はこう言った。
「株で儲けることは簡単だ。年に2,3回だけ起こる大暴落のときだけ買えばいいんだよ。今がまさにそのときだ」
優しい。自分だけ儲ければいいのにみんなに教えてくれる。
「年に2,3回の大暴落のときだけ株取引をすればいい」というのは「なるほどね、それはいい」と思う人もいるかもしれない。
しかし、実際は不可能だ。これを机上の空論と言う。
株取引を始めてみれば分かる。一度のめりこんだら、年に2,3回しか取引をしないなんてできるわけがない。
この優しいアドバイスをしている張本人でさえできていないだろう。
「おれはできないけど、こうやったら勝てるかもだからやってね」って言っているだけ。
さらに、両者が言う大暴落の日が買い場というのは本当か。そこは本当に底なのか?
では、一つの例を見てみよう。
10日の深夜、アメリカが大暴落、日本の先物も大暴落。
当日11日の日本市場は大幅安で始まることが分かっている。
ここが大バーゲンセール会場だというのなら、そのバーゲンセールの寄り付きに飛びつこう。
銘柄は日本を代表するソニー100株買い。
・10月11日のソニーの始値(買い値):6202円。
・10月25日のソニーの終値:5869円。
ちょうど2週間経った今日との比較。
結果は33300円の含み損。
果たして買いタイミングは適切だったと言えるのか。
もう少し落ち着くのを待ってからでもよかったのでは。
もちろん結果論。3か月後に上がっている可能性だって大いにある。
しかし、少なくとも、絶好の買い場・大バーゲンセールかどうかなんて分からない。
つまり。
「年に2,3回の大暴落のときだけ買え」はそもそもできないし、仮にできたとしても「そこが底かは分からない」ということ。
そして、何が言いたいかと言えば。
サラリーマン投資家は、そんなときに株式相場なんか見なくていい。本業でのんびりと稼いでいればいいということ。
暴風雨のときに、暴風雨の中に入っていく必要がないのが、サラリーマン投資家の強みだから。