40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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70代女性が80代男性を好きになるという超熟年恋愛小説「最後のひと」 早く読みたい

 

 

株損益概算(前日比)

ひろぎんは大きく変わらず。

 

吉野家は+1万。

 

エニーカラーは−8万⤵

 

株式相場

相場は悪くないんだけど、手持ち株が・・・。

  

雑談

先日、新聞の広告欄にこんなのが。

 

75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?

 

「疼くひと」で70代女性の性愛を描いた著者によるリアルな「大人の恋」

 

ん~、メチャクチャひかれる。

 

なんでかって、それは、著者の松井久子さんが前回書いたその「疼く人」は、私の去年のベスト恋愛小説だから。

 

今読んでるの終わったら買うの決定。

 

早く読みたい~。

 

ちなみに。

 

その「疼く人」ってのはだねー・・。

 

あらすじはというと。

 

離婚歴がある70歳独身女性「燿子」が55歳のとび職「蓮」とSNSで知り合い、恋に落ち、セックスまで・・。

 

人によっては、そんな婆さんの性の話なんて興味ないわー!って言うかもしれない。

 

けどさ、そうは言っても、自分だって70歳のヨボヨボの爺さんになるんだから。

 

もしかしたら、その頃には独りになってるかもしれないんだから。

 

そんな歳になっても、間違いなく若いおねーちゃんが好きなんだから。

 

わしゃー、まだまだ恋愛したいぞって思ってるかもなんだから。

 

グッときた文章だけを抜粋・・。

 

ただ、あのー、なんていうか、なかなかの破壊力というか、あとに残るというか、そんななので、心して読んでいただければと。

 

「もう五十五歳になる男だ。家族があるのかもしれない。いや、離婚をしたあと、何人もの女性と関係を持ちながら、今は一人でいるのかもしれない。そういうことの一切を聞かないでおこうと決めていた。彼にどんな個人的な事情があるにせよ、今はそれをはっきりさせようとは思わない。自分がその男を必要と思えるかどうか。重要なのはそれだけだ。」

 

「淳史と結婚していた頃、はじめはあれだけ夢中になって、彼の一挙手一投足にわくわくと胸をときめかせていたのに、時とともに、その高揚を失っていった。そういう自分を責めた日もあった。友達の繁美をはじめ、周囲の者が、若い日の恋愛感情を、自然に家族愛や同士愛にシフトしていくのを、燿子はときにいぶかしく、ときに羨ましく眺めながら、彼女たちと同じようにはなれなかったのだ。結局彼女は、いつの頃からか、孤独のなかでつかの間味わう高揚のほうを、追い求める女になっていたのである。そして燿子は、今ではそんな自分を受け入れていた。新鮮な食材のたくさん詰まった買い物袋を、今日は隣の男が持ってくれている。そんなことが、当たり前ではないからこそ、しみじみ愉しい。」

 

「昨夜彼は、燿子が口にできない言葉を聞かせて欲しいと言った。どうしても言えないと断る燿子の脇腹を、くすぐったり、すねて見せたり、あの手この手でせがまれて、ついに言わされた言葉。おまんこ。」

 

「昨夜、蓮の度重なる懇願に、ついに根負けした彼女が、はじめは口の中で、消え入るほど小さな声で言ってみた。もう一回言って、もっと大きな声で言ってみて、何度もねだられ、その言葉を言うたびに子宮が疼き、最後は自分でも驚くほど大きな声で言うことができた。爽快だった。口にするたび、自分をこれまで縛っていたものから解かれて、自由になったような気がしていた。そして、その言葉を聞いた蓮の嬉しそうな顔が、燿子は愛しくてたまらない。」