40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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「上昇相場を前提とした戦い方」を変えないとなのかも リーマンショックを参考に

 

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株損益概算(前日比)

イオンモールは-1.6万。

 

伊予銀行は+1.8万。

 

株式相場

やっぱりこうなるよねって相場。 

  

雑談

昨年2021年1月から今日までの相場というのは、ちょっと乱暴に言ってしまえば、コロナと岸田と戦争のせいで下落の一途。

 

そんな相場の中で、これからどう立ち回っていけば勝つことができるのか。

 

もういっそのこと、ここまでの大損も今抱えている含み損も一旦忘れて、これからどうすればよいのかだけを考える。

 

結論から先に言ってしまえば、戦い方を変えるしかないのかも。

 

しかし、これが驚くほど難しいんだけど・・。

 

2020年12月まで約13年の長期上昇相場により、投資家の体に染みついてしまった戦い方がある。

 

・押し目買いをすれば、最終的に儲かる


・ナンピン買いをすれば、最終的に儲かる

 

・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい

 

・持ち続けていれば、最終的に助かる

 

こんな「上昇相場を前提とした戦い方」を変えなければおそらく勝つことはできない。

 

コロナをきっかけにして、長期上昇相場から長期下落相場へ転換してしまっていたとしたならば。

 

しかし、投資家の体に一度染みついてしまった「上昇相場を前提とした戦い方」はそんな簡単には変えられない。

 

おそらく、ほとんどの投資家は「長期下落トレンドに入っている可能性がありますよ!」と聞かされたところで。

 

昨日のような超絶リバウンドの大幅上昇が来週以降もあったとしたら、その後はきっとこんな戦い方になってしまうはず。

 

・1回目の大暴落

 

全くびびらない。余裕余裕。冷静に押し目買い。


・2回目の大暴落

 

まだまだ。よっしゃーさらに安く買える、待ってましたと言わんばかりにナンピン買い。

 

・3回目の大暴落

 

えっ!もう1回来るか!まあまあ。さらなるナンピン買い発動。頼むよ。そろそろ信用余力がね。


・ジリジリ下げ

 

ナンピン買いを重ね、ついにファイナルナンピン。

 

・さらにジリジリ下げ継続

 

勘弁してくれ。この段階で損切りなんてできるわけない。

 

・まだまだジリジリ下げ継続

 

もう無理・・・。

 

・今まで見たことのない規模の大暴落で、結局日経平均年初来安値更新

 

・・・。

 

って。

 

では、ここで。

 

今からさかのぼること14年前、2008年9月のリーマンショックの話を。

 

このとき、投資家たちが山ほど退場してしまったわけだが、その直接の原因は、一度や二度や三度の超大暴落ではないと言われている。

 

じゃー、直接の原因は何だったかっていうと。

 

超大暴落が起きた後の、小さめのリバウンドや小さめの下落のたびに、何度も何度も何度も買い向かっていったから。

 

そう、買い向かいさえしなければ、退場はせずにすんだわけで。

 

じゃー、なぜ、そんな状況であえて買い向かっていったかって?

 

「上昇相場を前提とした戦い方」が体に染みつき過ぎてしまい、変えることができなかったから。

 

・押し目買いをすれば、最終的に儲かる

 

→結果的に押し目じゃなかった。


・ナンピン買いをすれば、最終的に儲かる

 

→何度ナンピンしても下がり続けた。

 

・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい

 

→いつまで待っても上がらないから、ついに余力がなくなり、どうしようもなくなった。

 

・持ち続けていれば、最終的に助かる

 

→最終的に助からなかった。そして投資家は・・・。

 

ということで。

 

体に染みついてしまった戦い方を変えるのは、とんでもなく難しいわけで。

 

しかし、何とか変えようという努力をしなければ、この世界で生き残るのは難しいかもしれない。

 

最後に。

 

投資家の中では、知らない人はいないというくらい有名なイギリスの自然科学者による名言で締めておくと。

 

最も強い者が生き残るのではない。

 

最も賢い者が生き残るのでもない。

 

唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。