株損益概算(前日比)
山口フィナンシャルは+6.8万。
伊予銀行は+9.5万。
新規で、配当・優待取りのために寄りで4銘柄買い。
高松コンストラクション400株、TOKAIホールディングス1200株、百十四銀行400株、日本製紙400株。
もう相場が明らかに良さそうだったので、半分勢いで。
3月配当と優待が延期の可能性も!というニュースは、優待クロス専門投資家以外は意外とチャンスになるかも。
株式相場
相場の勢いには乗るしかない。
雑談
株主優待系雑誌や株主優待系ブログが特集する人気銘柄ランキングで、毎回トップ5には必ず入ってくる銘柄というのがある。
オリックス(8591)
なぜ人気かといえば、株主優待が魅力的であるのはもちろんのこと、それだけではないから。
※株主優待:5000円相当のカタログギフトなど
・知名度が高い
・業績が良い
・配当が高い
・何年も黒字維持
・何年も増配継続
つまり、業績良し・配当良し・株主優待良しと、言ってみれば、走攻守3拍子揃った、そう、まるでイチローのようなスーパースター銘柄だから。
しかも、20万円以内で買えるということもあり、株主優待系雑誌やブログには、必ずこう書かれている。
長期保有がオススメ!
NISA口座でぜひ!
では、ここで。
昨年末までの月足チャートを見てみよう。
リーマンショック以降、安定しており、しっかり高値圏をキープしている。
が、しかし。
先週は1100円台まで一時的に急降下。
仮に3年前、2000円で買い、今日まで持ち続けていたとする。
この3年間の配当と優待価値を合計しても、含み損の方が勝ってしまう。
だからこそ、ずっと持ち続けてきた投資家はこんな声をあげていた。
1100円台ってなんなんだ!ひとすぎる!ありえない!
オリックスは長期保有がオススメじゃなかったのかよ!
オリックスはNISA口座で間違いないんじゃなかったのかよ!
気持ちはよく分かる。
しかも、そんな株主優待系雑誌やブログを見て買った人は、比較的株初心者の方が多いだけに余計こんな声が溢れるわけだ。
その一方で。
たまたま一時的に安くなってるだけだ、大丈夫、すぐに戻る!
そもそも売るつもりないから、全く心配していないし!
そう、確かに、こちらの気持ちもよく分かる。
コロナショックの影響を受けて、たまたま安いだけかもしれない。
だから、心配ご無用かもしれない。
実際、今日現在戻してきているし。
ただ・・。
もし、今後も株価が下がり続けたとしたら。
だからー、下がり続けたとしても売らないから、いいんだよ!
では、株価が下がり続けた結果、万一、減配になってしまったら、もしくは株主優待の改悪があったとしたら。
それでもずっと持ち続けるだろうか。
高配当でなくなっても、魅力ある株主優待がなくなっても。
何が言いたいかといえば。
どれほど人気が高いスーパースター銘柄であっても、右肩上がり相場を前提とした「長期保有がオススメ!」「NISA口座でぜひ!」は疑問に思う時期に来ているかもしれない。