株損益概算(前日比)
Kudanは-25万。
この損失は許容範囲内、持ち株はこの銘柄のみ、もし全体のリバウンドがあれば戻りが早いという3つの理由から持ち越し。
株式相場
ダウがまさかの2日大幅続落。
日経平均下落関連は10月くらいからちょこちょこブログ記事にしていたが、まさか本当に10年周期大暴落が起こるとは。
しかし、日経平均1000円安の中、「100憶稼ぐ美人OLさん」は淡々とデイトレで12万の利益。素晴らしいの一言。
雑談
利益が出るまで売らずに株を持ち続けるというのは、この10年の上昇相場であれば、最高の投資法。
デイトレで毎日ガチャガチャやっているよりはるかに効率がいい。
私もこれでたっぷり恩恵を受けてきた。
しかし、もしこの2018年12月をきっかけに下落相場へ転換したならば。
基本、株を売ることができない体質になってしまっている以下の4タイプの投資家は、含み損との戦いで苦しい時代になるかもしれない。
既に苦しんでいるかもしれないが。
①とにかく優待好きな人
分かりやすいのが、テレビにも出演していた「桐谷さん」。
基本的に売ることは考えず、優待廃止や改悪に目を光らせているだけ。
②優待クロス取引を主に売り買いしている人
優待クロス取引:ある銘柄に対し、全く同じ値段と数量で、買いと売りを同時に行い、手数料だけを証券会社に支払って、優待品をもらう権利を取る手法。証券会社も勧めていることで「株主優待タダ取り」なんて言う人もいる。
この手法のみで取引をしているのなら、損はしない。だから、今回の含み損の話とは無関係。
しかし、実は優待クロスをしている人というのは、クロスとは別でたくさんの株を持っている。
その理由は明確にあるのだが、長くなるのでまた別の機会に。
③ポジポジ病という病の人
常に何かしらの株を持っていないと、また取引していないと落ち着かない人。このタイプは単純に刺激を求めている人が多い。いわば株依存症。
持ち続けるというか、買って売ってまたすぐに買ってしまうということ。
一つ極端な例を挙げれば。
大勝負した銘柄が全て大当たりし、運と相場の波にも乗り、最終的に6億勝ったとする。しかし、その後、6億以上負けるまで取引し続けてしまう。そんな人生の人。
④稲妻が輝くときを待っている人
東証の全銘柄が突如大暴騰するときがある。これを「稲妻が輝くとき」と表現をする人がいる。
このタイプは「その大暴騰はいつ来るのか分からないから、常に市場に投資をしていなければいけない、つまり、株を全力で持っておかなければいけない」と考えている。
ポートフォリオの組み方にもよるが、基本、上昇相場では無敵。その中には何回かの稲妻もあったはずなわけで。
以上の4タイプ。
さて、人それぞれ自分なりの投資法があり、含み損だろうが何だろうが、自分自身が受け入れて楽しんでいるのであれば、他人がとやかく言うことではない。
含み損のリスクは覚悟の上。余裕資金で取引しているので、それほど大きなストレスにもなっていないから大丈夫と考えている人もいるだろう。いわば最低限のリスク管理ができている人たち。
しかし、もしそうでないのであれば。
もう正直、含み損が大きすぎて何もやる気が起きない、仕事に支障が出ている、家族にばれたらやばいとか。
であれば、少し立ち止まってこう考えてみる。
「損切りできない銘柄」の含み損が今後さらに増えていき、何年もかけて稼いできた売却益・配当金・優待品価値の全てを溶かしてしまうかもしれない。
もしそうなれば、株はもう大嫌い、株からはもう足を洗うとなってしまう可能性も。
せっかくここまでやってきたのに、それではあまりにも悲しすぎる。
ならば、思い切って損切りを実行し、改めて戦うというのも一つの方法。
これを「経験値」として、次回に生かせばいい。
株は経験が全て。
株式相場はどこにも逃げない。
チャンスはこれからいくらでもある。