株損益概算(前日比)
エフ・シー・シーは、分散して逆指値しておいたものが、寄り付近で全て約定。
結果、8月末に約1870円平均で1500株買ってたものを、今日、約2290円平均で売り。
合計63万の勝ち。
加えて、配当4.3万と株主優待のミカンまでいただき、大満足。
さあ、これで完全に手持ち株無し。これからどうしようか。
株式相場
新興は強いけど、どうなるのか。
雑談
朝日新聞に定期掲載されている益田ミリさんのコラムがイイ。
この方の「郷愁的表現」にはいつもやられるのだが、今回のもまた。
ブログを書くものにとっては禁断の完全引用。
だが、それでも紹介したい素敵な文章。
特に40代くらいの方には。
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ああ言えばよかった、こう言ってやればよかった。
自分の不甲斐なさに落ち込んで家に帰る途中、一生懸命遊んだ幼い日の思い出に助けられることがある。
小学校から帰っておやつを食べ、「〇〇ちゃんたちと、〇〇公園で遊んでくる!」という情報を母に伝えて飛び出して行ったあの頃。
友達と遊びといっても色々だ。誰かのわがままのせいでつまらなくなる日もあれば、2チームに分かれる遊びで仲たがいする日も。
そして、思いがけずやってくる「最高におもしろい日」。
みんなの心がピタッとひとつになって、どんどんどんどん遊びがおもしろくなっていった奇跡の放課後。
「すべり台の下はワニの川やで!」
自然にそういう遊びになったことがあった。
ワニは怖い。ワニは危険だ。
とりあえず、すべり台の上にいれば安全なので避難した。
とはいえ、みんなですべり台にいるだけでは遊びにならない。
「ワニ、今、寝てるで」
誰かの一言で、わたしたちは冒険の旅に出た。
小枝で書いた地面のマル。
「この中は安全地帯な」
と決め、マルの島を跳ねながら進んで行く。
武器は「魔法の石」だが、むろん、さっきまでその辺に転がっていたやつである。
ワニを眠らせるのも、起こすのもわたしたち次第。
「ワニ、起きた逃げろ!」
必死ですべり台の基地へともどって行った。
全部、嘘だと知りつつ、一生懸命遊んでいたときの胸の高鳴り。
いつの間にかあたりが薄暗くなっていることに気づき、走って家に帰った。
大人になった今でも、そんな日々のことを思い出すと、ほんのりと温かくなる。
うまくいかないこともある。
山ほどある。
でも、わたしの中にはあの楽しいワニの公園があり、いつでも遊びに行けるのだった。
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