40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

「益田ミリさんのコラム」40代がグッとくる"郷愁"を見事に書き上げる【ワニの公園】

 

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株損益概算(前日比)

エフ・シー・シーは、分散して逆指値しておいたものが、寄り付近で全て約定。

 

結果、8月末に約1870円平均で1500株買ってたものを、今日、約2290円平均で売り。

 

合計63万の勝ち。

 

加えて、配当4.3万と株主優待のミカンまでいただき、大満足。 

 

さあ、これで完全に手持ち株無し。これからどうしようか。

 

株式相場

新興は強いけど、どうなるのか。 

  

雑談

朝日新聞に定期掲載されている益田ミリさんのコラムがイイ。

 

この方の「郷愁的表現」にはいつもやられるのだが、今回のもまた。

 

ブログを書くものにとっては禁断の完全引用。

 

だが、それでも紹介したい素敵な文章。

 

特に40代くらいの方には。

 

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ああ言えばよかった、こう言ってやればよかった。

 

自分の不甲斐なさに落ち込んで家に帰る途中、一生懸命遊んだ幼い日の思い出に助けられることがある。

 

小学校から帰っておやつを食べ、「〇〇ちゃんたちと、〇〇公園で遊んでくる!」という情報を母に伝えて飛び出して行ったあの頃。

 

友達と遊びといっても色々だ。誰かのわがままのせいでつまらなくなる日もあれば、2チームに分かれる遊びで仲たがいする日も。

 

そして、思いがけずやってくる「最高におもしろい日」。

 

みんなの心がピタッとひとつになって、どんどんどんどん遊びがおもしろくなっていった奇跡の放課後。

 

「すべり台の下はワニの川やで!」

 

自然にそういう遊びになったことがあった。

 

ワニは怖い。ワニは危険だ。

 

とりあえず、すべり台の上にいれば安全なので避難した。

 

とはいえ、みんなですべり台にいるだけでは遊びにならない。

 

「ワニ、今、寝てるで」

 

誰かの一言で、わたしたちは冒険の旅に出た。

 

小枝で書いた地面のマル。

 

「この中は安全地帯な」

 

と決め、マルの島を跳ねながら進んで行く。

 

武器は「魔法の石」だが、むろん、さっきまでその辺に転がっていたやつである。

 

ワニを眠らせるのも、起こすのもわたしたち次第。

 

「ワニ、起きた逃げろ!」

 

必死ですべり台の基地へともどって行った。

 

全部、嘘だと知りつつ、一生懸命遊んでいたときの胸の高鳴り。

 

いつの間にかあたりが薄暗くなっていることに気づき、走って家に帰った。

 

大人になった今でも、そんな日々のことを思い出すと、ほんのりと温かくなる。

 

うまくいかないこともある。

 

山ほどある。

 

でも、わたしの中にはあの楽しいワニの公園があり、いつでも遊びに行けるのだった。 

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