株損益概算(前日比)
アンジェスは-3.2万。
なんかPTSすごいことになってる。明日はどうなるんだ。
新規で即金IPOのサーバーワークスを初値買い。
買った理由はいくつかあるが、とりあえず今日のところは正解。
株式相場
日経も新興も特に注目ポイント無し。
しいて言えば、サーバーワークスが強かったこと。
雑談(果物優待)
突然だが、今日は3月14日。
日本ではホワイトデーだが、アメリカではパイの日と呼ばれている。
なぜ、パイの日かって?
3.14
円周率
π
アメリカでは職場や学校など様々なところでアップルパイが振る舞われる。
ということで、今日はりんごに関する記事で。
今の時代、株主優待が欲しいと思ったとき、真っ先に目にする情報は「クロス取引」かもしれない。
「優待タダ取り」とも言われているが。
証券会社でも積極的に勧めている。証券会社の利益にも繋がるから。
クロス取引というのは信用取引の口座開設が必要になり、また面倒な手間も多少あるのだが、諸費用を払っただけで、株価の値下がりリスクがなく優待品をゲットできる。
この「株価値下がりリスクがない」というのはものすごく魅力的。
だからリスクをとりたくない主婦などに大人気。
経済情報誌やブログ情報により知名度も年々上がってきている。
クロス取引のやり方や詳細情報については、優待取り専門ブロガーさんはじめネットに山ほど溢れているのでそちらをご覧いただくとして。
ここでは少し違ったお話を。
株主優待は欲しいが、クロス取引についてこう思っている人もいるかもしれない。
・複数の証券会社で口座を開設するのが面倒くさい
・信用取引の口座開設が面倒くさい
・クロス取引に伴う諸経費を計算するのが面倒くさい
・何度も証券会社のホームページを開く時間がもったいない
・何度も注文を出す時間がもったいない
・ぶっちゃけ諸経費なんて一切払いたくない
なんてわがままな人なんだ。
困った人もいるもんだ。
はい、これ、私です。少し変わり者なのかも。
しかし、もし同じように考える人がいたら、こんな手法で株主優待を狙ってみよう。
「権利付き最終日前に買い、権利付き最終日後に売る」
一体、おまえは何を言ってる!
手法でも何でもない!
優待品取るためにどんだけリスクを負うんだよ!
お前はバカか(出川風に)!
それでは、私が先日実際に取引した例を。
・2月5日
アークスを寄り付きで100株買い。2505円×100株。
なぜ、この日に買ったのかと言われれば、経験による勘でこのあたりかと。
・2月25日
権利付き最終日(この日の15時を過ぎれば優待品と配当をもらう権利をゲット)
・2月27日
アークスを寄り付きで100株売り。2517円×100株。
なぜ、この日に売ったのかと言われれば、経験による勘でこのあたりかと。
【結果】
・優待品:青森県産リンゴ3キロ(2000円相当)(届くのは約1年後)
・値上がり益:1200円
・配当:2400円~3000円(予想)
・売買往復手数料:540円(SBI証券の場合)
・投資金額が拘束されたのはたった3週間(この良さの意味が分かる人はお金に強い人)
つまり。
無料でリンゴを頂くことに成功。
いや、無料どころかリンゴもらって、値上がり益も配当もプラスで、税金と売買往復手数料を引いてもおつりがきてしまう。
そして、株主優待を取るのに、どれだけ面倒くさい作業をしたかと言えば、たった1度買って売った。それだけ。
いやいや、ちょっと待て!今回はたまたま運が良かっただけだろ!
そう、その通り。確かに運も良かった。
しかし、経験を積んでくると、買うタイミングと売るタイミングの精度は間違いなく上がってくる。
運にプラスして、経験もほんの少しは関係するということ。一応15年の経験はあるので。
実際、失敗するときもあったのだが、逆に大成功するときも。
昨年、ある銘柄を権利付きの3カ月前に買って、権利付き後に売ったところ。
2500円相当のみかんをもらった上に、何と値上がり益4万、さらに配当5000円まで頂くことができた。こんなこともあるのだ。
では、何が言いたいかといえば。
・株主優待を取るには「絶対にクロス取引しかない」という頭にはならない方がいいのではないか
・狙っている株主優待銘柄の値動きだけは常に見ておき、全体相場下落時にとんでもなく下がったときには、普通に現物で買ってみるのも一つの方法ではないか
・クロス取引はとても素晴らしい手法だが、たまには値上がりによる株の楽しさを味わってみるのも悪くないのではないか
リンゴの箱が届いたら、奥様も子供も大喜び間違いなし。
「ただいま」
「あ~、お帰り~。今日、リンゴの箱届いたけど、あれ何?」
「あー、あれね。株主優待でさ、ただでもらったんだ。ただというか、配当ももらって、さらに売ったら利益も出たんだよね」
「すごーい!」
ただし、優待銘柄は優待改悪・廃止リスクがあるので、常に注意しておくべし。
最後に、2019年の権利付き最終日までの株価動向チャートを。今後の優待取りの参考に。