株損益概算(前日比)
アンジェスは+5万弱。
これ、明日もいけそう。追加予定。
株式相場
日経も新興も買い戻しを誘って大幅高。理想的な流れ。
雑談
あるファンドマネージャーは言う。
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個人投資家さんの中には、熱心に銘柄研究・分析をされている方が多くいます。
株式投資をする上ではとても大事なことで、素晴らしいです。
ただ、銘柄研究・分析をすれば、株で勝てるのかと言われれば、どうでしょうか。
例えば、個人投資家さんが決算書の細部まで読み込んだ結果、世間的にはあまり知られていないような事実を発見したとしましょう。
「これはみんなが知らない情報。知れ渡る前にたくさん買っておく。周知されて上がったときに、私は売り抜けて儲けることができる」
と、思われるかもしれません。
さて、その情報は本当にみんなが知らない情報なのでしょうか。
個人投資家さんが行う銘柄研究・分析というのは、せいぜい四季報・決算関係資料・ネット情報くらいですよね。
私たちプロと呼ばれる人間は、企業訪問・社長インタビューはじめ、普通の人では手に入らない情報もたくさん入手しています。
当然ですよね。仕事としてこれでごはんを食べてるわけですから。
その自信と誇りを持って株式市場に参加しています。
そんな私たちのようなプロが、株式市場にどれだけたくさんいるか。
しかも。
日本人だけではないですよ。世界中のプロたちが集結してるんですよ。
いくら個人投資家さんが銘柄研究・分析をしようが「情報の量・質・早さ」でプロに勝てるわけがないんです。
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き、きびしいお言葉。
だが、なるほど、確かに。
ちなみに、銘柄研究・分析には弱点が2つある。
一つ目は、記憶に新しい2018年12月のような全体相場大暴落がきたら、情報収集の甲斐なく、どんな銘柄も売られてしまうということ。
二つ目は、銘柄を研究・分析して詳しくなればなるほど、銘柄に惚れてしまう。結果、売りにくくなってしまうという弊害が生まれる。
もしマイナス材料が出ても「いやいや、この銘柄なら絶対大丈夫」というように。
さて、ならば銘柄研究・分析に変わる必勝法を教えてくれ?と言われれば、もちろんそんなもの分かるわけがない。必勝法があったら、全員勝者になってしまう。
ただ、今回の話で間違いなく言えることは。
銘柄研究・分析に固執しすぎてはいけない。
今まで銘柄研究・分析に費やしていた時間のほんの一部でも、他の何かに費やせば、今より良い結果が生まれるかもしれない。