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1000円以下のIPO初値買いで大勝利 そんな時代もう終わってるから

 

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株損益概算(前日比)

ユー・エス・エスは-3.4万。

 

白銅は-26万。

 

BEENOSは+2.5万。

 

株式相場

単なる調整。

  

雑談

先週末、レナサイエンスという銘柄が新規上場した。

 

公開価格は670円。

 

評価としてはC。

 

C評価ってのは、初値が公開価格を超えるか超えないかギリギリ、場合によっては下回る可能性もありえるっていうもの。

 

こうなってくると、「逆に」という表現が正しいのかもしれないけど、IPO初値買いによって今まで大勝ちしてきた、たんまり稼いできた人たちは、まあ大体、初値で買いにいく。

 

なぜなら。

 

業務内容も業績も関係無しに、単純に初値が1000円以下の銘柄であれば、勝てる確率が高いのを知っているから。

 

ここ数年、1000円以下、もしくは1000円をちょっと超えるくらいで初値がついた銘柄の大半は初日からかなり高い確率で大幅高になっていた。

 

もちろん、ストップ高してしまう銘柄だっていくつもあった。

 

「誰もが買いやすい」ってのが一番大きな要因だと思うけど、私も正直いって、何度も良い思いをしてきた。

 

が、しかし、今年のIPO相場は近年とは明らかに違う。

 

ペルセウスプロテオミクスやアルマードのような、初値が1000円あたりだったにもかかわらず、大幅高どころか、全く上がらなかった。

 

いや、上がらなかったというよりも、初日から大幅安。

 

そして、2日目以降もだだ下がり。

 

大損切りした人は山ほどいたんじゃなかろうか。

 

また、ジェイフロンティアのようなB評価のものが公開価格を割った初値をつけたり、さらに、モビルスのようなA評価のものが全く期待外れだったりと、IPO相場が様変わりしてしまった。

 

こんな状況でのレナサイエンスの上場。

 

今まで通りの感覚で、初値買いをしては絶対にいけない。

 

確実に上がらないとはもちろん言えないが、上がる確率が明らかに低いのは明らか。

 

結果、ストップ安・・・。

 

これは結果論ではなくて、今のIPO相場では「そりゃー、そうなるでしょ」ってやつなわけで。

 

だけど、これまでIPO初値買いでメチャクチャ良い思いをしてきた人たちは、まあ大体、買いにいってたはず。

 

なぜなら。

 

我慢ができないから。

 

例年とは違うIPO相場って分かってるのに、どうしても我慢できずに買ってしまうわけだ。

 

初値がついた瞬間、買い気配になってそのままストップ高の可能性を信じて、あのときみたく初日からとんでもない含み益って夢を見てしまうから。

 

でも、現実はやっぱり真逆と・・・。

 

ということで。

 

1000円以下銘柄のIPO初値買いで大勝利って時代は、もうとっくに終わってるから。

 

そいでもって、それを分かった上でメチャクチャ大事なことは。

 

「買わない」って行動ができるかできないかだから。