株損益概算(前日比)
クリエイトSDHは+2.4万。
株式相場
流れが全く読めない。
雑談
株をやり始めると遅かれ早かれ、ある指標をチェックするようになる。
「値上がりランキング」
なぜチェックするかって。
できるだけ短期間に、できるだけ大きな値上がりが期待できる銘柄を買いたくなるから。
値上がりランキング上位銘柄、値上がり率10%以上のほとんどが、いわゆる新興銘柄と言われるもの。
中には値上がり率20%というものもあるわけで、もし前日に100万分買っていれば、一日で20万儲かるわけだ。
こんな大勝利を経験してしまったら、それはもうアドレナリン出まくりで、結果。
「新興銘柄以外は買えない、東証1部銘柄を買うなんてもうできない」となってしまう。
そして、そんな人気銘柄だけに、勧める人たちも多くいるもので、これがまたハマってしまう原因の一つになる。
勧める人というのは、俗に言われる煽り屋(あおりや)さん。
その勧め方が上手いんだ、これが。
「え!?まだ買ってないの」
「もうみんな買ってるけど大丈夫?」
「今日の引け後には待望の材料出るかもよ!」
「国策は買いって昔から決まってるから!」
まあ、騙されてしまう。
たまたま運よく大幅高するときもあるから、さらにハマってしまう。
が、しかし。
こんな感じで、新興銘柄にドップリ浸かったところで、当然待っている。
何が待っているかって。
大きな落とし穴が。
値上がり率が20%ということは、値下がり率も同様なわけで。
普通の損失で終わるわけもなく、大損失。
もうどうしよもない。
手を出した自分が悪いわけだから・・。
とはいえ。
とはいえだ。
実際のところ、直近上場IPOなど値動きの激しいジェットコースター銘柄に魅了されてしまう時期というのは、株投資家であれば必ずあるもの。
これはしょうがない。
だが、問題はその後。
負けまくった後に気付くかどうか。
何に気付くかって。
新興銘柄だけをやっていても、結局、お金は稼げないということに。
そして、この気付いたタイミングで、手がける銘柄をガラッと変えることができるかどうかが今後を左右する。
サラリーマン投資家であるにもかかわらず、値上がりランキング上位銘柄しか買わないと言うなら、いつまでたってもお金は貯まらない。