アラフィフサラリーマンの優美なる株投資ブログ

株(優待メイン)×外見(脱4毒+ホットヨガ)

 
 

「連休は、ずっと一人です」 1981年生まれ未婚女性作家さん

 

 

株損益概算(前日比)

マクドナルドは+4.5万。

 

ヤマウラは大きく変わらず。

 

株式相場

安定はしてるけど、なんだか盛り上がりに欠けるような。

  

雑談

このエッセイ、おもしろかったなー。

 

文章の感じがかなり好き。

 

メチャクチャ読みやすいし。

 

ただ・・。

 

文末に「幸せです」ってあるんだけど、なんていうか、もっともっと幸せなこと、心の底から「あー、サイコー、ヤバいー、なに、この感覚ー」って感じるほどの幸せはそこにはない気がする。

 

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こんな、とくに人気作家でもないわたしなんかの文章に目を止めているということは、あなたはこの連休を一人で過ごしていて、そしてそのことになんらかの屈託を抱えていらっしゃるのでしょうか。

 

そもそも今回の「大型連休を一人で過ごしている方に向けたエッセイ」という依頼を受けたとき、「好きなことすればいいのに」以外何を書くことがあるのだろうと思ったのですが、それは四十四歳未婚わたしが、いつでもどこでも大抵一人という独身生活にどっぷりつかりすぎて何が孤独で何がさみしさかもうわけがわからなくなってしまっているからで、思えばもう少し若かった頃はいろいろ思い悩んだり、幸せそうな他人を見て複雑な気持ちにとらわれたりしていたような気もします。

 

せっかくの連休なのに、ひとりぼっち。

 

もしかしたら身の回りの人たちの中で一番さみしい連休を過ごしているのかも――そんな卑屈な思いにとらわれてしまったとき、解決方法はいろいろありますが、一番簡単なのは誰かの悲しい経験談を見聞きして、自分だけじゃないと知ることです。

 

ですので、せっかくの機会ですから、わたし自身がこれまでに経験した中でもっともみじめだった連休の思い出を、少し語ってみようと思います。

 

そんなに昔のことではありません。

 

三十代後半頃のことです。

 

その当時はまだ四十前ということもあって、まだ結婚とかそれにまつわることをあきらめていませんでした。

 

ですので、当然連休ともなれば、いわゆる婚活にいそしむことになるわけです。

 

その数日前から、なんとか連休中に一つでも新しい出会いを得ようと、婚活アプリ的なものを頑張っていました。

 

そしてなんとか一人、よさそうな人と会う約束をとりつけられました。

 

同年代で見た目も派手すぎず地味すぎず、メールの文面もまともな方でした。

 

ただ、住まいが宇都宮市でした。

 

一方、わたしは当時、神奈川県在住。

 

待ち合わせはさいたま市の浦和駅になりました。

 

その日はこどもの日で、家族連れで満員の電車内ではずっと立ちっぱなし、一時間近くかけてようやく新宿までたどりついたとき、先方からアプリ内にメッセージがきました。

 

「すみません、二日酔いで寝坊しました。明日にリスケできますか?」

 

わたしは急いで「もうすぐ着いちゃいます」と返信をしました。すると……。

 

「ごめんなさい。実はついさっき、前からやりとりしていた方とお付き合いすることになりましたので約束はキャンセルさせてください」

 

そのとき、乗っていた湘南新宿ラインは赤羽駅に着くところでした。

 

窓にへばりつくようにして立っていたので、まさに行楽日和といったきらきらの青空が見えました。

 

ホームに降りて、反対行きの電車に乗り換え、また一時間かけてまっすぐに帰宅するととりあえずシャワーをあびて、寝ました。

 

新宿あたりで一人でランチしようかな、などとは考えませんでした。

 

そんなことをしたら、ますますむなしくなるような気がしたからです。

 

でも、寝て起きたあと、外はすっかり日が暮れていて、そのとき自分の心をよぎったのは、やはりそこはかとないむなしさでした。

 

どうですか。

 

こんな目にあうぐらいだったら一人でもいいかも、なんて思えましたか。

 

だったらせっかくの連休なんだから、なんでもあなたの好きなことをやりましょう!

 

ちなみにわたしは仕事も約束も何もないので、毎日雀荘いきます。

 

セットする友達もいないのでずっとフリーです。

 

幸せです。

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