株損益概算(前日比)
クリエイトSDHはほぼ変わらず。
株式相場
早く相場が盛り上がって欲しい。
雑談
株を長くやっていれば、誰もが含み損を抱える。
では、その含み損があまりにも短時間に増えていった場合、人はどうなるか。
・のどが異常にカラカラになる
・変な汗がじわりと出てくるのが、しっかりと分かる
・おなかが冷たくなっていく
そんな事態が起こる大負け、何度か経験してきた。
その中で記憶にしっかり残る取引が1つだけある。
過去最大の損失額を出したという取引ではない。
では、なぜ記憶に残っているかというと。
とんでもない早さで含み損が膨らみ、有給休暇を取っていたがために、リアルタイムで、急降下を見ることになってしまったから。
いっそ有給休暇なんて取らなければよかった・・・。
今から5年前、2014の12月にGMOテックという株が新規上場した。
このころは新規上場銘柄の初値買いで、みんなが儲かった時代。
しかも、値がさ株なんかは、初値がついたらすぐストップ高。
5分も経たずに30万含み益なんてこともざらだった。
この魔力にやられた投資家も多い。
逆に、魔力にやられ、退場した人も数知れず。
銘柄選びに失敗したら、即ストップ安もありえたわけで。
せっかくの休みで相場がじっくり見れるわけだから、できるだけ安く買ってやろうという下心が出て、それが結果的にまずかった。
初値がついてから、すぐ上に向かう。
一瞬でも落ちてくるときがあるかと思い、下で指値をしているのに、なかなか落ちてこない。
指値の値段を上げるが、一向に指さらない。
あっという間に駆け上がり、ストップ高寸前。
あー、いつも通り、初値買いしときゃよかったー。
ただ、ここで買わなければもっと後悔すると思い、しょうがなく成行で買い。
このとき、ちょうど13時。
・15800円×100株買い
が、なんと結局ストップ高にならず、それどころかまさかの急降下。
ドンドン下がる。
含み損がバンバン増える。
ナンピンなんてできるわけもなく、見てるだけ。
のどは渇き、変な汗をかきながら、おなかは痛い。
まだ下がる。
初値さえも下回った。
「さすがにこのあたりで反発だろう」とプラス思考で考えるが。
まだまだ下がる。
ストップ安が見えてきた。
うそだろ・・・。
ストップ高近くからストップ安近くって・・・。
ただただ呆然。
つばを飲み込む音がしっかり聞こえた。
結果、ストップ安までは到達しなかったものの、引けまで一直線で下げ続けた。
明日まで持ち越す勇気なんてあるわけなく、引け直前に売り。
・10730円×100株売り。
50万負け・・・
たった2時間で・・・
IPOの怖さが十分に分かった。
さすがに何日か落ちこんだ。
しかし、こんな経験をしたからこそ、今がある。
実際に経験して初めて体が覚え、体に染みつき、次回の糧になる。
IPOの値がさ株についてはくれぐれもご注意を。
「50万くらい損してもしょうがない」と思えるくらいでないと手を出してはいけない。 ↓