40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

信用取引の「売り」を知らない投資家は強い バブル相場に限っては

 

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株損益概算(前日比)

ユー・エス・エスは+6万。

 

白銅は+27万。

 

エフ・シー・シーは寄りで売って、3.5万の利益。なんで権利日前に売ったのかというと、株主優待のみかんが、みかんジュースに変わったというのを昨日知ったから・・・。

 

株式相場

来週もメチャクチャ強そう。 

  

雑談

日経平均がついに30000円を超えてきた。 

 

ただ、このコロナ禍を考えると、さすがにちょっと違和感がある。

 

こんな状況のことを何というか。

 

そう、バブル。

 

さて。

 

このようなバブル相場のとき、株とは無縁の人、もしくは株をやり始めたばかりの人はこんな風に思うかもしれない。

 

「株だけで飯食ってるやつらは一体どんだけ儲けてるんだよー!うらやましすぎ!」って。

 

実は。

 

一部の才能のある方を除いて、それほど大儲けはできていない。 

 

なぜか?

 

株だけで飯を食っている、いわゆる専業トレーダーと呼ばれる人たちは、とんでもない投資額で株を「買い」つつ、同時に、それなりの投資額で信用取引の「売り」もやっているから。

 

つまり、突然の大暴落など、いざというときに備え、「売り」でリスクヘッジをしているというわけ。

 

もう少し補足すると。

 

バブル相場ではない一般的な上昇相場であれば、上昇時に「買い」の分を段階的に利益確定させてつつ、上昇過程の中の下落時にうまく「売り」の方も利益確定させていく。

 

このバランス感覚の上手さが、株の上級者である専業トレーダーの真骨頂。

 

言ってみれば、守りを固めつつ、同時に攻めもできているということ。

 

だが。

 

バブル相場のような場合、「買い」の方はいつものように段階的に利益確定していくわけだが、「売り」の方の逃げ場が一切なく、損失がドンドンドンドン膨らんでいってしまう。

 

しかも、もうこれ以上はさすがに上がらないだろうと思い、「買い」の分を全て利益確定し、「売り」だけを残したとする。

 

そこからさらに上昇した場合、「売り」の損失はさらに増えていき、場合によっては「買い」で利益確定した額を超える損失になることも。

 

だから、それほど大勝ちしているというわけではないし、場合によっては意外と損しているかもしれない。

 

では。

 

こんなバブル相場で最も儲かっているのは、どんな投資家かというと。

 

・信用取引の「売り」をやらない投資家

 

・一度買ったら、基本的には中長期スパンで持つという投資家

 

・相場状況・銘柄動向は毎晩チェックしつつも、1日中相場に張り付くことはせず、日々の株価の動きに一喜一憂することがない投資家

 

そう、これ、サラリーマン投資家に多いタイプ。

 

あくまでバブル相場に限ってだが、投資金額が同じだと仮定した場合、専業トレーダーよりも、「売り」ができない、「売り」を知らないサラリーマン投資家の方が大勝ちできてしまうんだ。

 

まあ、とはいえ。

 

サラリーマン投資家がバブル相場以外で大儲けするのはなかなか難しいわけだから、サラリーマン投資家であっても「売り」を覚えるに越したことはない。 

 

ただ、「売り」を完璧にマスターし、リスクヘッジとして使えるほどのバランス感覚を身に付けるのは、相当難易度が高い。

 

いや、サラリーマンをしながら身に付けるというのはおそらく無理だろう。

 

であるならば。

 

今のようなバブル相場や、バブル相場に近い短期的な上昇相場というのは、2、3年に1度くらいは必ず訪れる。

 

そんなときにしっかり大勝ちできるよう、サラリーマン投資家らしいシンプルなやり方に磨きをかけておいた方がいい。

 

サラリーマン投資家らしいやり方にシンプルに磨きをかけるというのは。

 

中途半端に「売り」を覚えようとせず、ひたすら「買い」の精度を上げていくこと。