40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

奥さんは「セックスのできる家政婦」

 

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株損益概算(前日比)

トヨクモは-1.5万。

 

かっこは大きく変わらず。

 

菱洋エレクトロは-3.5万。

 

株式相場

引き続き雰囲気は良くない。


新興がもっと盛り上がってくれないと。 

  

雑談

会社から帰宅すると妻がいない。

 

子供たちに聞いても知らないと。

 

寝室に行くと置き手紙が。

 

「しばらく一人になって生き方を考えたい」と。

 

子供の携帯が鳴る。

 

「しばらく家出します」という妻からのメッセージ。

 

家出理由は思い当たらなかったが、結婚20年以上のお互い50歳目前、こんなこともあるだろうと、あえて連絡しなかった。

 

しかし1ヶ月経っても帰ってこない。

 

その間、実家からおふくろに来てもらい、家のことや大学生と高校生の子供たちの世話をお願いした。

 

さらに3ヶ月経っても帰ってこない。

 

さすがにもう限界。

 

直接メッセージを打った。

 

「何があったか分からないが、とりあえず一度会おう」

 

「責められるだけなら会いたくない」

 

「責めないよ、とにかく帰ってきて欲しいんだ」

 

「セックスのできる家政婦としてですか?」

 

「な、なにを」

 

「いいわ、会いましょ」

 

ホテルの一室で会うことに。

 

彼女が先に部屋で待っていた。

 

「とりあえず座って」

 

彼女は水をグラスに注ぎ、私の前に置き、自分の分は手に持ったまま、向かい合って座った。

 

私はすかさず言った。

 

「まずはオレに何か言うことはないのか」

 

「責めるつもりなら帰ってよ」

 

「ごめん、悪かった」

 

「この4ヶ月、私は女として生きてきた。これからも女として生きたいと考えているわ」

 

「とにかく帰ってきて欲しいんだ」

 

「だから昨日もメッセージしたでしょ、セックスのできる家政婦として帰ればいいの?」

 

「オレにどうしろって言うんだ!」

 

「子供を見捨てて出ていって、あまりにも無責任だろ!」

 

つい、本音が出てしまった。

 

「私は家庭を守り、子供達を育ててきた。あなたが家庭を顧みなくても、私は素知らぬ顔をして自分の役目をきちんと果たしてきたわ。でもね、もう疲れちゃったの。物わかりのいい妻でいることも、完璧な母親でいることも。疲れ果てたわ。私は私として行きたいのよ」

 

何も言えなかった。

 

妻は続ける。

 

「さっき、私があなたの前に水の入ったグラスを置いたとき、あなたは何も言わなかった。それは、私がそういうことをするのが当然だと思っているからよ。ありがとうの一言すらないじゃない」

 

って。

 

こんな一節がある小説を最近読んだ。

 

セックスのできる家政婦

 

なんてひどい言葉なんだとは思ったが・・。

 

奥さんのことをそんな風に考えたことはもちろん一度もなかったが、この言葉を目にしたとき、ハッとした。

 

なぜなら、思い当たる節がなくはないから。 

 

家事と子供の世話をほぼほぼ任せて、自分勝手なセックスをしていることがなくはなかったってこと。

 

我々世代以上なら、私と同じように感じる人は多いかもしれない。

 

こっちだって仕事で毎日毎日大変な思いをしながら、家族のために一生懸命お金を稼いでいるんだぞ!っていうのは通用しないんだ、きっと。

 

水の入ったグラスを差し出す話にしても、そう。

 

奥さんがやって当たり前って思ってることがあまりにも多いのではってこと。

 

ありがとうの言葉すら発していないのではってこと。

 

ということで。

 

もし、この一節に少しでもハッとしたならば。

 

奥さんへの態度を改めた方がいいかもしれない。

 

今からでも家事と子供の世話を率先してやって、愛情たっぷりのセックスをした方がいいかもしれない。

 

取り返しがつかないことになる前に。

 

って、私自身が今一番そう思ってるわけだけども・・・。