40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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S級IPO銘柄の初値買いなんてありえない!まして売れずに持ちっぱなら投資センスゼロ!

 

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株損益概算(前日比)

トヨクモは+10万。

 

これでも含み損タップリなので、明日もお願いします。

 

かっこは+1.1万。

 

菱洋エレクトロは-3.5万。 

 

株式相場

強いんだか弱いんだかよく分からない相場だけど、とりあえず新興が堅調なのは良いこと。 

  

雑談

昨年12月のIPOラッシュ。

 

初値もセカンダリーも比較的好調だったため、例年以上に盛り上がった。

 

実際、ココで稼いだ人はかなり多かったはず。

 

私もその恩恵を多少なりとも受けることができた。

 

ところで。

 

その新規上場したIPO銘柄の中で、いわゆるS級クラスと呼ばれる、高い初値が期待できるものが3銘柄あった。

 

その銘柄とは。

 

ビートレンド・かっこ・いつも。

 

結果、やはり初値はどれも期待通りのものに。

 

ただ、初値をつけた翌日以降も堅調だったのは「いつも」の一銘柄だけ。

 

上場日から先週末までの日足チャートがこちら。

 

【いつも】 

 

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つまり、12月のS級IPO3銘柄のうち、初値で買って短期決戦で勝利をおさめることができたのはこの銘柄だけってこと。

 

なので、もし「S級IPO初値買い勝率」と呼ばれるようなものが存在するのならば、勝率33%となる。

 

これは、去年の12月だけで検証したものだが、経験則としてもおそらくこれくらいの確率で落ち着くかと。

 

この結果を受けて。

 

「まあ、まあ、3回に1回は勝てるっていうなら、初値買い勝負してみてもいいんじゃないか、リターンもそれなりに大きそうだし」って思う人はいるかもしれない。

 

いやいや、いやいやいや。

 

IPOってのはそんなに甘くない。

 

3回のうち2回起こる、負けた方の損失額をしっかり考えないと。

 

では、ここで、残りの2銘柄の上場日から先週末までのチャートを。 

 

【ビートレンド】

 

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【かっこ】

 

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まあ、なんていうか、目も当てられない。

 

S級IPOが初日から上に向かわない場合ってのは、ほぼほぼこんなチャートになってしまうんだ。

 

そんなわけで、勝率33%であっても負けた場合の損失額を考えたら、初値買い勝負はどう考えてもオススメできない。

 

と、ここで一つ疑問が。

 

では、こんなチャートになることが分かっているのに、なんでわざわざ初値で買う投資家がたくさんいるわけ?

 

答えは簡単。

 

できるだけ楽して大金を稼ぎたいと思っているバカな投資家があまりにも多いから。

 

そう、S級IPOの中にはごくまれに初日から速攻でストップ高になる銘柄が存在する。

 

それに期待しているから、いや、賭けているから。

 

もうこうなってくると、投資じゃなくて単なるギャンブルなんだ。

 

確かに数年前まではS級と呼ばれるだけでとんでもない初値をつけた上に、さらにそこから連チャンストップ高ってのはけっこうあった。

 

だから、そんな経験と勝ったときの快感がいまだに忘れられない熟練投資家も多いのだろう。

 

しかし、もう時代が変わってるんだから、やり方を変えないと。 

 

S級クラスのIPO銘柄初値買いなんてありえないってこと。

 

まして、12月のIPOラッシュ時に買ったそんな銘柄をいまだに持ち続けてる投資家がいたとしたら、ハッキリ言って投資センスゼロ。

 

買っていたのがたとえ100株だけだとしても、けっこうな損失になってるはず。

 

興味本位になってしまうが、ちょっと確認してみるか・・。

 

銘柄は「かっこ」の方でと・・。

 

初値:7890円

 

先週末終値:4605円

 

たった1ヶ月足らずで、なんと30万以上のマイナス。

 

サラリーマンとして稼ぐ1ヶ月分くらいの給料が、逆に取られちゃってるって。

 

かわいそうに、自業自得だけど

 

って、私・・・。

 

投資センスゼロで、できるだけ楽して大金を稼ぎたいと思うバカな投資家⤵

 

ということで。

 

IPO銘柄に手を出すのであれば、初値から相当落ちたところが最もリスクが少なく良いかと。