40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

「高配当銘柄の含み損がキツすぎる!つらすぎる!」って 一旦売ってもよいのでは

 

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株損益概算(前日比)

日経平均ベア2倍は+63万。 

 

楽天225ダブルベアは+13万。 

 

来週、大損してるかもしれないけど、今のところ自分的には数年前のバイオバブルのような波が来てるようなので、逆らわずに乗ってみる。

 

ということで、本来は投資用ではない資金を200万持ってきて、新規で、今日は日経ダブルインバースを後場寄り(1614円)で1200株買い。

 

株式相場

後場、中途半端に戻さない方がセリクラの可能性あったかもなのに。

  

雑談

新型コロナウイルスショックにより、株式相場は連日大荒れ。

 

そんな中、やっぱりこんな声がネットに溢れている。

 

「いくら下げても売らない予定なんだけど、とにもかくにも高配当銘柄の含み損が増えすぎでキツい!つらい!」

 

さて。

 

株取引をしている人の中には、高配当でかつ業績が良い優良銘柄のみを買い、買ったら基本的には売らないというスタンスの人たちがいる。

 

将来的には株の配当金のみで生活するという夢を持っている人たち。

 

老後やセミリタイア後に配当金だけで暮らしている、キラキラしたイメージが既にできあがっているかもしれない。

 

外国株も含めて、連続増配銘柄を特に好み、高配当でかつ業績の良い、いわゆる優良株を厳選して投資する。

 

ただ、銘柄選びを間違えると大けがをしかねないので、相当な勉強量に裏付けられた銘柄選定力が必要になる。

 

ところで、この「高配当株投資法」を行っている人たちには、ある一つの考え方がある。

 

それは。

 

「株というものは長期的に見れば右肩上がり」

 

正しいか正しくないかは別にして、こう考えなければ、この投資法は成り立たない。

 

何年後・何十年後であっても、売るときに買値からとんでもなく下がってしまっていたら、元も子もないわけで。

 

しかし。

 

もし万一、その大前提が崩れてしまったとしたら。

 

つまり、日経平均株価が右肩上がりではなく、右肩下がりになってしまったとしたら。

 

例えば。

 

2020年2月に起きた新型コロナウイルスショックが「終わりの始まり」だとして、この先、日経平均株価が5年間ひたすら下がり続けたとしたら。

 

考えるだけで恐ろしいが、ありえない話ではない。

 

ここまで何年も上昇してきたわけだから、逆もあるわけで。

 

買い増す余力なんてなくなり、ただひたすら耐えるしかなくなってしまう。

 

もっとも「株というものは長期的に見れば右肩上がり」はやはり正しい考え方で、5年間下がり続けた後、次の5年間は上がるかもしれない。

 

しかし、その上がり始めたときには、配当金生活を夢見た人のほとんどは「高配当株投資法」をやめているだろう。

 

なぜか?

 

含み損がどんどん増えていく生活に、耐えられないから。

 

この精神的ストレスは相当なもので、配当金を定期的にもらってるくらいでは何の支えにもならない。  

 

何が言いたいかといえば。

 

高配当の優良株だからといって、絶対に売らないと決めつけなくてもいいのでは。

 

一旦売っておいて、また全体相場が良くなってきたら、買い戻せばいいのでは。  

 

柔軟に動かないと生き残れない相場になっているかもしれない。