株損益概算(前日比)
日経平均ベア2倍は+10万。
楽天225ダブルベアは+4.7万。
新規で、日経平均ベア2倍を後場寄り(2691円)で350株追加買い。
株式相場
普通に考えれば下げる状況だが、はたして月曜はどうなるのか。
雑談
コロナウイルスショックにより、アメリカ・日本とも株式相場は大荒れ。
ネットを覗けば、買いの方も売りの方も「退場するー、死にそう、キツイ、しんどい、もう株やめる」という声が山ほど。
もちろん私も被害大で、既に45万の損切りしてるし。
ずっと、何とかショックに気を付けていたのに、これだよ⤵
あー、あー。
しんどいが、負けっぱなしではいられないので、何とか取り返す方法を考えなければ。
ということで。
これからの戦い方を、リーマンショックを踏まえ、簡潔すぎるくらい簡潔にまとめると。
2020年2月のコロナウイルスショック以前、約12年の上昇相場により、投資家の体に染みついてしまった4つの意識。
・押し目買いをすれば、最終的に儲かる
・ナンピン買いをすれば、最終的に儲かる
・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい
・持ち続けていれば、最終的に助かる
コロナウイルスをきっかけに、上昇相場から下落相場に転換したかどうかは分からないが、転換も視野に入れながら戦う必要があるのかもしれない。
ならば「上昇相場の意識」を変えなければいけない。
しかし、そんなことを一切考えない投資家は、今までと同じ意識のまま戦う。
例えば、こんな感じに。
・1回目の大暴落
全くびびらない。余裕余裕。冷静に押し目買い。
・2回目の大暴落
まだまだ。よっしゃーさらに安く買える、待ってましたと言わんばかりにナンピン買い。
・3回目の大暴落
えっ!もう1回来るか!まあまあ。さらなるナンピン買い発動。頼むよ。そろそろ信用余力がね。
・ジリジリ下げ
ナンピン買いを重ね、ついにファイナルナンピン。
・さらにジリジリ下げ継続
勘弁してくれ。この段階で損切りなんてできるわけない。
・まだまだジリジリ下げ継続
もう無理・・・。
・今まで見たことのない規模の大暴落
・・・。
さて。
12年前、2008年9月のリーマンショックのときに、投資家たちが退場していった直接の原因は「大暴落」ではないと言われている。
直接の原因は、大暴落後の断続した細かい下げに、何度も何度も何度も買い向かっていったから。
なぜ、そんな状況でわざわざ買い向かったかって?
「上昇相場意識」のままだったから。
・押し目買いをすれば、最終的に儲かる
→結果的に押し目なんて一つもなかった。
・ナンピン買いをすれば、最終的に儲かる
→何度ナンピンしても下がり続けた。
・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい
→いつまで待っても上がらないから、ついに余力がなくなり、どうしようもなくなった。
・持ち続けていれば、最終的に助かる
→最終的に助からなかった。そして投資家は・・・。
意識を変えるのは、長い株経験をもってしても、なかなか至難の業。
しかし、何とか変えようという努力をしなければ、生き残るのは難しいかもしれない。
最後に。
投資家の中では、知らない人はいないというくらい有名な、イギリスの自然科学者による名言で締める。
最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残ることができるのは「変化できる者」である。
チャールズ・ダーウィン