株損益概算(前日比)
トラスコ中山は+3.1万。
高値引けで素晴らしい。
株式相場
理由なんかなくて、とにかく強い。
雑談
日経平均が9月から絶好調。
日足チャートはこちら。
なんと。
3000円以上の上昇。
こんな相場というのは、デイトレーダーよりもむしろ中長期で買うスタイルの投資家の方が稼げる。
だから、そんなスタイルの上手い投資家はガッツリ稼いでいる。
さて。
ここに、とある投資家がいる。
この投資家はまさに中長期で買うスタイルだが、日経平均が3000円も上げているのに、全く稼げていない。
振り返ると。
10月初旬の時点で、狙っている銘柄は5銘柄ほどあった。
しかし、そのときは買わなかった。
いや、買えなかった。
なぜ買えなかったのかって?
ここまで日経平均が上がってきたのだから、そろそろ下がるだろう。日経平均暴落のタイミングで、買えばいいと考えていたから。
10月中旬、まだ日経平均暴落は来ず、買えず。
10月下旬、いくらなんでもそろそろ大きめな暴落があるだろう。
そのタイミングで、ドカッと買いにいく。
が、またまた日経平均暴落来ず。
そうこうしている間に、狙っていた5銘柄は当初買おうとしていたよりもはるか上の値段に。
そして、11月下旬、ここまで経っても、暴落らしい暴落は無し。
もうさすがに我慢できない!
待っても待っても下がらないので、買う!
こんな高値だが、しょうがない!
とりあえず、どうしても買いたかった1銘柄は買った。
あと4銘柄も買う。
まとめて買いにいっちゃおー!
と、ここで。
一旦、冷静になって考えた。
いやいや、待てよと。
思い返せば、こんなケースは過去に何度もあった。
我慢しきれず勢いで買ってしまうと、結局そこが高値となり、買った翌日から下落が始まり、大損切り。
あー、そうだった、そうだった。
思い出してよかった。
買うのを踏みとどまった。
そして・・・。
今は12月9日。
結局、10月から日経平均暴落はただの一度も来ず・・・。
そして、狙いの銘柄たちはさらにさらに上がってしまったという。
10月初旬の段階で、勢いで買っていればよかったのに。
こんな風に思わなければ、今頃ウハウハだったのに。
「下げたら買えばいい!」
「下げないなら無理に買わなければいいだけのこと!」
「買わなければ、少なくとも負けはないからね!」
結果的に、この投資家は日経平均が上がり続けるのを、指を加えて見ているだけだった。
ださすぎる。
下手くそすぎる。
どうしようもない。
この、とある投資家。
はい、これ、私・・・。
もし株式相場の神様がいたら、雲の上からこう言っているだろう。
「ボーナスステージ与えたんですけど」
「金貨、たくさん取れなかったんですか」
「この相場で稼げなかったなら、一体どんな相場なら稼げるというのですか」
はあ・・・。
落ち込んでいてもしょうがないので、今後の教訓として、先人が残したそれらしい発言で、締めておく。
「相場の波にはバカになって乗っていけ!」