40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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【優待株の含み損が何気にヤバイ人たち】今まで手にした優待品の換金総額分が溶けて無くなるかもしれない

 

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株損益概算(前日比)

一旦持ち株無し中。 

 

株式相場

多くの方の予想通り、下げの大発会。やはり基本は売り目線なのか。

 

とはいえ、今日はまだ正月休みのようなもの。来週の動向を見極めて。 

  

雑談

昨年末からの相場が影響して「含み損がヤバイ!」という内容のSNSをよく見かける。

 

そのヤバイ銘柄たちというのは、短期的に利益を得ようとして買った銘柄でないケースが多い。

 

それでは、どのような銘柄かというと。

 

「優待株」「高配当株」

 

つまり、基本的には売る予定がない銘柄たち。

 

仮に一度下がったとしても、いつかは買値に戻り、余裕で買値を超えていくと考えている人が多いはず。実際、この10年であればそうだったから。

 

しかし、もし2019年から下落相場へ転換したならば。

  

さて、この含み損がとんでもないことになっている人の中には「優待クロス取引」を主に売り買いをしている投資家がいる。

 

優待クロス取引:ある銘柄に対し、全く同じ値段と数量で、買いと売りを同時に行い、手数料だけを証券会社に支払って、優待品を取る手法。証券会社も勧めていることで「株主優待タダ取り」なんて言う人もいる。

 

「いやいや、この手法なら株を持ち続けていても、損をするわけではないし、含み損とは無縁だろう!」

 

もちろんその通り。この取引だけをしているのであれば、関係ない。

 

だが。

 

この取引をしている人というのは、実は優待クロスとは別で現物株をたくさん持ってる人がほとんどだ。

 

「??よく意味が分からない?優待クロス取引だけしていれば、優待取れて損もしないで最高じゃないか!」

 

この取引を勉強した人というのは、クロス取引を使ったとしても、優待品を取ることが難しい銘柄や、どうしても取ることができない優待品が存在していることを知ってしまっている。

 

加えて、クロス取引ばかり続けていると、下心が芽生え、優待・配当をもらってさらに売却益まで取りたくなってしまう。

 

結果、このタイプの人たちは現物株を多く持つことになる。そして、優待品好きなだけに、なかなか売ることもできない。

 

人それぞれ自分なりの投資法があり、含み損だろうが何だろうが、自分自身が受け入れて楽しんでいるのであれば、他人がとやかく言うことではない。

 

含み損のリスクは覚悟の上。余裕資金で取引しているので、それほど大きなストレスにもなっていないから大丈夫と考えている人もいるだろう。いわば最低限のリスク管理ができている人たち。

 

しかし、もしそうでないのであれば。

 

もう正直、含み損が大きすぎて何もやる気が起きない、仕事に支障が出ている、家族にばれたらやばいとか。

 

であれば、少し立ち止まってこう考えてみる。 

 

含み損が今後さらに増えていき、今まで手にしてきた優待品の換金総額分が溶けて消えてしまうかもしれない。

 

もしそうなれば、株はもう大嫌い、株からはもう足を洗うとなってしまう可能性も。

 

せっかくここまでやってきたのに、それではあまりにも悲しすぎる。

 

ならば、思い切って損切りを実行し、本当に必要な優待品がもらえる銘柄のみを買い直した方がいいだろう。