株損益概算（前日比）
トヨクモは大きく変わらず。
かっこは－３.３万。
菱洋エレクトロは＋５.５万。
株式相場
昨日と一昨日で売りを仕掛けた人多かったはずだから、その買い戻しによる上昇。
雑談
株を買った、下がった、ひたすら祈った、上がった、売った、儲かった。
株をやっている人なら誰もが一度は経験あるだろう。
そう、「お祈り投資法」。
これは言うまでもなく、他力本願の超危険な投資法。
だが、超危険にもかかわらず、みんなやっている。
みんながみんな、お祈り投資法に頼ってしまう。
なぜか？
損切りしなくてすむ、救世主的投資法だから。
「このラインに到達したら損切りしなきゃまずいよな」と思っているのに、いざそのラインに到達すると損切りできない、というのはよくあること。
大損を確定させる勇気が出ないから。
ここで、お祈り投資法が登場するわけだ。
そいでもって、結果的にこの投資法がお見事な仕事をしてくれて、勝たせてくれちゃうわけだ。
すると、どうなるか。
快感にハマってしまう。
どんな快感かって？
ある銘柄を買った、少し上がった、そこから急降下、さらに急降下、もうダメ、今さら売れない、ひたすら祈った（もうこれ以上は下がらないで！上がってよ！お願い！）、突如急上昇、買値に戻る、買値を大幅に超える、利益確定、大勝ち。
そう、大きな含み損になって、もうダメだと思った銘柄が、祈った甲斐もあり、突如急上昇、買値に戻って、さらに含み益に変わったとなれば。
嬉しくて嬉しくて、アドレナリン出まくり。
普段の生活では体験することができない快感を味わえてしまうことに。
こんな快感に加えて、損切りしなかったオレの判断は間違っていなかったって思えてしまうこと、最終的に勝って儲かったということ、これがお祈り投資法依存に繋がる。
が、しかし。
通用するのは、あくまで地合いが良いときだけ。
地合いが悪くなったときには、びっくりするほど通用しない。
通用しないどころか、地獄へ一直線。
どれだけ真剣に何度も何度もお祈りしたところで、含み損がドンドンドンドン膨らんでいくだけ。
そんなに神様は甘くない。
買った、下がった、ひたすら祈った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、ひたすら祈った、下がった、売れない・・・というループの末、精神がやられてしまう。
これが、地合いが悪いときの、お祈り投資法の悲惨な結末。
ということで。
「お祈り投資法」に頼ってはいけない。
株をやる上で最も大切なことは「ひたすら祈ること」ではなくて「すばやく売ること」だから。
