損益概算(前日比)
アンジェスはほぼ変わらず。
相場
日経も新興も特に注目ポイントなし。
雑談(営業という仕事)
38歳の優秀なプログラマーは仕事についてこう語る。
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僕は20代後半から30代中盤あたりまで完全に仕事人間でした。
仕事がおもしろかったのもありますが、ぶっちゃけお金が増えるのが楽しくて、とにかく稼ぎまくろうと思ってました。
いやらしい話ですが、同年代の倍以上、給料もらってたと思います。
もちろん、その分、仕事量は半端なかったですが。
一人暮らしでこんな仕事ですから、一日中、誰とも話さない日が1週間のうち半分以上。
おおげさでなくて、寝てる以外はずっとパソコン見てましたね。
パソコンを見ながら、思うというか、言葉に出して独り言を言ってましたよ。
「おれは他のやつらより圧倒的に努力してる。だから稼げてるんだ」って。
バカでしたね。今思えば。
その圧倒的努力って、絶対間違ってましたよね。
健康的でなくて、人間的でない生活しながら、努力してどうすんだって。
いくらお金稼げても意味がない。
その結果、今、どうなったかというと。
38歳で、まだ結婚できていません。
学生時代の同級生は、ほぼ結婚して小学生の子供いますからね。
体を壊さなかったのが救いですが、なんか失敗しましたよ。努力の方向性。
最近思うのは、若いときに「営業」の仕事で圧倒的努力してればよかったなあと思って。
営業だったら、外出多くて歩くから、まず「健康的」でしょ。
いろんな人と会って話せて、出会いもある。
パソコンずっと見てるより、人の目を見て話をしてる方が「人間的」な仕事ですよね。
それで商談がまとまれば、握手求められて笑顔で「ありがとうございました」って言われるわけですよね。
いいなー。
僕だって仕事で感謝はされますよ。けど、メールで心のこもっていない「ありがとうございました」だけですよ。
メールより握手で感謝されたいですよ。
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んー。
途中までは親身に聞いてたんだけど、後半、なんかおかしい。
「営業」って仕事もかなり大変なんですけど。
それ、完全にないものねだり。隣の芝は青いっていうか。
聞きようによっては、営業の仕事をバカにしてる感じだし。
営業は営業で山ほど苦労ありますから。
外出で歩くから健康的って。
ノルマに追われ、いやな上司が必ずいて、人間関係で大きなストレスを抱え、うつになっちゃう人だってたくさんいるし、それに・・・。
と、「営業だって大変なんだよ話」を話してあげようかというところで、邪魔が入ってしまい話せず。
営業という仕事の言い分も聞いてほしかった。
ただ、彼がさらっと言った言葉が不覚にもかなり頭に残ってしまった。
パソコンを見続ける仕事よりも、人の目を見続ける仕事の方が健康的で人間的。
メールで感謝される仕事より、握手で感謝される仕事がしたい。
隣の芝生の人から、こんなことを言ってもらえる「営業」という仕事も、なかなか捨てたもんじゃない。