40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

リーマンショックで退場した投資家たち 最大の原因は「リバウンドのたびに何度も何度も買い向かっていったから」

 

f:id:shoreblue:20220308062858j:plain

 

株損益概算(前日比)

マクドナルドは−12万。だけども、全然軽症というか、むしろこの相場でこれだけなら大勝利よな、だからかなり嬉しい。

 

株式相場

今日下ヒゲつけて明日また大暴落って予想してたんだけど、まさかの今日、歴史的な大暴落になるとは。 

  

雑談

これはさすがに株式相場が転換期を迎えてしまったのかも・・・。

 

じゃー、これから先、どう立ち回っていけば勝つことができるのか。

 

ここまでの大損も今抱えている含み損も一旦忘れて、これからどうすればよいのかだけを考えてみると。

 

結論から先に言ってしまえば、戦い方を変えるしか方法はないのかもしれない。

 

驚くほど難しいことではあるけど・・。

 

今年、2024年7月11日、日経平均が史上最高値の「42426.77円」に。

 

セブンイレブンの日って覚えると忘れないね、きっと。

 

でだ、2009年くらいからの、この約15年の長期上昇相場により、投資家の体に染みついてしまった戦い方ってのがあって。

 

・押し目買いをすれば、最終的に儲かる


・ナンピン買いをすれば、最終的には負けない

 

・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい

 

・持ち続けていれば、最終的に助かる

 

こんな「上昇相場を前提とした戦い方」を変えなければいけないってわけ。

 

利上げ・円高ショック、はたまた植田ショックと命名されるのか分からんけど、それをきっかけにして、長期上昇相場から長期下落相場へ転換してしまったとしたらね。

 

だけども、投資家の体に一度染みついてしまった、この「上昇相場を前提とした戦い方」はそんな簡単には変えられない。

 

「長期下落トレンドに入っている可能性があるんですよー!!」って耳にタコができるほど聞かされたとしてもね。

 

明日以降、一旦、超絶リバウンドの大幅上昇があったとして、その後、さらなる大暴落があったとする、でも、おそらくこんな戦い方になってしまうでしょうね・・。

 

・さらなる大暴落

 

もうさすがにこれ以上の下げはない、あるわけない、ファイナルナンピンで大量買いやー。


・ジリジリ下げ

 

えー、頼むよ、もうホント信用余力が。

 

・さらにジリジリ下げ

 

マジで勘弁してくれ、この段階で損切りなんてできないし。

 

・まだまだジリジリ下げ

 

もう無理・・・。

 

・ここで5000円の歴史的超大暴落

 

・・・。

 

って。

 

では、ここで。

 

今からさかのぼること16年前、2008年9月のリーマンショックの話を。

 

このとき、投資家たちが山ほど退場してしまったわけだけど、その直接の原因は、一度や二度や三度の超大暴落ではないと言われている。

 

じゃー、その最大の直接の原因は何だったかっていうと。

 

超大暴落が起きた後のリバウンドのたびに、何度も何度も何度も買い向かっていったから。

 

そう、買い向かいさえしなければ、退場はせずにすんだって言われてるの。

 

じゃー、なぜ、そんな状況であえて買い向かっていったかって?

 

「上昇相場を前提とした戦い方」が体に染みつき過ぎてしまい、変えることができなかったから。

 

・押し目買いをすれば、最終的に儲かる

 

→結果的に押し目じゃなかった。


・ナンピン買いをすれば、最終的には負けない

 

→何度ナンピンしても下がり続けた。

 

・信用枠マックスで勝負すれば、最終的にリターンが大きい

 

→いつまで待っても上がらないから、ついに余力がなくなり、どうしようもなくなった。

 

・持ち続けていれば、最終的に助かる

 

→最終的に助からなかった。そして投資家は・・・。

 

最後に。

 

投資家の中では、知らない人はいないというくらい有名なイギリスの自然科学者による名言で締めておくと。

 

最も強い者が生き残るのではない。

 

最も賢い者が生き残るのでもない。

 

唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。