株損益概算(前日比)
持ち株無し中。
株式相場
全然安心できない相場。
雑談
一昨日、日経平均が一時はマイナス1000円弱となる大暴落に。
このとき、常に複数の銘柄を抱えているであろうサラリーマン投資家さんたちは、どんな対応をしただろうか。
おそらく何もしていない。
狼狽売りするわけでもなく、大半が静観だったに違いない。
なぜか?
目線が中長期だから。
デイトレーダーではないわけだし、それでも問題ないと。
では、ここから再度マイナス1000円の大暴落が起きたとしたら、いや、もっと極端に考えて、もしマイナス2000円の超大暴落が起きたとしたら、どうするだろうか。
さすがにそこまでいったら先が見えないから、大損切りになっちゃうけど、一旦売るわ!
って考えるサラリーマン投資家は少なくないかもしれない。
じゃー、実際、そんな超がつくほどの大暴落が起きたとしたら。
おそらく売れない。
なんでかって。
・大損を確定したくないから
・これだけ下げたら、明日には反発するだろうって考えるから
・ここで売ってしまって、すぐに全戻ししたら、悔しく悔しくてしょうがないって考えるから
・売るにしても、せめてもう少しだけ戻ってからって考えるから
・手持ち株に愛着が湧いてしまっているから
そんな緊急事態が起きたらさすがに売るわ!と事前に決めていたとしても、なんだかんだ都合の良い理由を作って、売らないという選択をしてしまう。
今回だけは特別ってことにして。
今回だけは例外ってことにして。
つまり、聖域を作ってしまうわけだ。
特に経験が浅めの投資家には、よくありがちなことで。
では、今まで何とかショックと呼ばれるものを含め、そんな緊急事態を何度も何度も乗り越えてきた熟練投資家さんたちは、どうしていたのかというと。
超がつくほどの大暴落が起きたなら。
有無を言わさず、問答無用に、全株売却。
つまり。
全軍撤退
なぜ、そんなあっさり全ての持ち株を売ることができるのかって。
「相場が落ち着いたらまたすぐに買い戻せばいい、ただ、それだけのこと」って、頭ではなく、体で理解しているから。
ということで。
超大暴落時における熟練投資家のルールはたった1つ。
どれだけ大きな損切りになったとしても、全軍撤退。
そして。
このルール。
このルールだけには。
例外を作ってはいけない。
つまり。
聖域無しの全軍撤退