40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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JT減配 夢の配当金生活っていうのは夢のまた夢

 

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株損益概算(前日比)

トヨクモは大きく変わらず。

 

かっこは-1.7万。 

 

イオンモールは+6.8万。

 

スギホールディングスは+2.4万。

 

アークスは+1.4万。 

 

株式相場

バ・ブ・ル。

  

雑談

株投資家の中には、配当金生活を夢見ている人がけっこう多くいる。

 

仕事をしないでもお金が勝手に入ってくるわけだから、あこがれるのも無理はない。

 

じゃー、そんな人たちはどんな投資法をしているのかというと。

 

「高配当優良株投資法」

 

ザックリ言えば、高配当でかつ増配の期待が持てるような優良株を選び、長期に渡って、少しずつ少しずつ買い増ししていくという投資法。

 

この投資法、一見、時間さえかければ楽にできそうだが、そんなことはない。

 

普通の人ではまずうまくいかない。

 

なぜか?

 

銘柄選びがとんでもなく難しいから。

 

だって、こんな変化が激しい時代に5年先、10年先までずっと成長し続ける会社を探し出すことの難しさといったら・・。

 

下がりにくい安定株と誰もが思っていた電力株は東日本大震災によって大暴落し、同じく電鉄株は今、新型コロナウイルスによって大暴落しているわけで。

 

しかも、この投資法はもし銘柄選びで間違ってしまったら、取り返しがつかなくなってしまう。

 

買い続けてきた5年なり10年なりが無意味な労力と時間にってことも十分考えられる。

 

例えば。

 

5年前に日本を代表するような高配当優良銘柄をずっと買い続けていたとしたら。

 

日産自動車、JTとか・・・。

 

過去5年間の月足チャートがこちら。 

 

◇日産自動車

 

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◇JT

  

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日産自動車については、昨年末くらいからアップルカー絡みによって、最安値から約2倍の600円どころまで上がってきてはいる。

 

が、そんなことより何より、実は高配当銘柄どころか、今はもう「無配」になっている。

 

そして、JTについては、先週の2021年2月9日、ついに「減配」が発表された。

 

つまり。

 

この5年、どれだけ良いタイミングで時間をずらしながら買っていたとしても、残念ながら2銘柄とも完全なる含み損だろう。

 

この5年間にもらってきた配当を合計しても補いきれないほどの大きな含み損だろう。

 

そして、追い打ちをかけるかのように無配とか減配って・・・。

 

ということで。

 

配当金に執着した投資法というのは、実は異常なほど難しい。

 

それは、夢の配当金生活までの道のりが異常なほど険しいことを意味している。