株損益概算(前日比)
トヨクモは大きく変わらず。
かっこも大きく変わらず。
株式相場
下がると思っていたのに、ここまで上がるとは。
先週末、売りを仕掛けた人も多かっただろうから、その買い戻しも上昇に拍車をかけた感じ。
明日も上がったら、まだまだ強いってことか。
雑談
先日久しぶりに、あまりにもあまりにもな「分足チャート」を見た。
その分足チャートというのは、熟練デイトレーダーすらも大損させてしまう、いや、下手したら一発退場させてしまうほどのもの。
と、その前に、まずはこちらの日足チャートを。
デイトレーダーが好んで毎日勝負しているのは、このチャートで言えば直近2日間みたいなところ。
ポイントになるのは、高値更新と出来高。
1月24日に直近高値を更新した上でのほぼ大陽線、25日も上ひげを残したものの過去一番の出来高プラス高値更新で、デイトレーダーのみなさんは連日バッチリ儲けたことだろう。
こうなってくれば、翌26日も盛り上がる可能性は相当高く、この2日間でかなり儲けたデイトレーダーたちは、ウキウキ気分で翌朝の寄り付きを待っていたに違いない。
で、26日の相場が始まりましたよと。
寄り付きの動きは最も大事。
万が一、ここの動きが鈍かったら、他の銘柄に戦いの場を移さなければいけないわけで。
が、そんな心配はご無用だった。
とんでもなく強かった。
10時過ぎまでほぼ一直線で駆け上がった。
朝一の動きとして文句無し。
「やっぱり今日もこいつはイケる!こいつで勝負!」
デイトレーダーの誰もがそう思ったはず。
買って売って、買って売って、買って売ってを繰り返し、稼ぎまくっていく。
もうテンション上がりまくりの、アドレナリン出まくり。
これだけ強ければ、多少の下げはあっても今日一日この銘柄で勝負できること間違いなしと判断しただろう。
凄腕の熟練デイトレーダーでさえも、きっとそう思ったに違いない。
だからこそ、参戦した全員が全員、下がったところは絶好の押し目と考え、
損切りはシッカリしつつも、何度も何度も何度も買い直した。
ある場面では損切りせず、逆にナンピンナンピンナンピンを繰り返し、攻め続けた。
大きく下がったところでは、勝負所と捉え、大きめの資金で勝負した。
って、いや、あの、なんていうか、もしかしたら、あまりにイライラしすぎて、もう半分やけくそでやっていた部分もあったかもしれないが・・・。
結果、最終的にどんなチャートを描いたかというと。
まずは「日足チャート」を。
まあ、見事に最悪な、なが~い上ひげ陰線。
そして。
こちらが今日のメインディッシュとなる「分足チャート」なのだが。
まあ、見るも無残な、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)な。
って、あまりにもあまりにもなチャートなのだが、デイトレーダーでない人から見たら。
「最初に大きく上がって、その後大きく下がっただけのよくあるチャートだろ」と思うかもしれない。
いやいや。
注目すべきところは2点。
寄り付きから10時20分まで一直線に駆け上がったことにより、今日一日間違いなくこの銘柄はイケる!と全デイトレーダーに思わせたこと。
なのに下がり始めたら一転、一切リバウンドがない、一切逃げ場がない、ダラダラ下げでオワッタこと。
この動きは本当にあまりにもあまりにも残酷なわけよ。
だからこそ、参戦したデイトレーダーのみなさんは、
損切りしながら何度買っても損切りの嵐で、最終的に大損が残っただけのはず。
損切りせずに、ナンピンナンピンナンピンしていたから、14時過ぎあたりで泣く泣く特大損切せざるを得なくなって、放心状態になったはず。
大きく下がったところでは、ここは勝負所と考え、大きめの資金で勝負したから、今年一番の大損失となり、体が冷た~くなったはず。
というわけで。
サラリーマン投資家には全く無縁な話だったが、そう、これからも無縁のままが正解で、頭に入れておくべきことがあるとするならば。
熟練デイトレーダーすらも大損させてしまう、いや、それどころか一発退場させてしまうようなこんな銘柄があるので、デイトレには手を出さない方が賢明ってこと。