40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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たった5ヶ月で株価10倍(テンバガー)のBASEは、昨年上場時には「最低評価」だった

 

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株損益概算(前日比)

正栄食品は-6.3万。

 

萩原工業は-3万。

 

トヨクモは+2.6万。

 

BEENOSは、分散して出していた逆指値に寄り後すぐかかってしまい、全て売り。

 

一時に比べればだいぶ減ってしまったが、それでも約60万の勝ちに配当7万と優待ももらえて大満足。

 

株式相場

やっぱりどう考えても雰囲気が悪い。来週はさすがに調整しそう。 

  

雑談

この数ヶ月、マザーズ指数の上がり方が尋常じゃない。

 

ここまで上がった要因の一つは、間違いなくこの銘柄。

 

BASE(4477)

 

まずは日足チャートを。

 

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なんと。

 

5月8日から10月8日までのたった5ヶ月で。

 

株価10倍!

 

いわゆる「テンバガー」ってやつ。

 

続いて、四季報情報を。

 

【特色】

個人、小規模事業者向けECプラットフォーム「BASE」運営。店舗売上連動の利用料が収益源

 

【解説記事】

コロナ禍でリアル店舗のEC化需要増大、新規開設数が想定超。既存ショップも販売絶好調で利用料収入急伸。後半プロモ費投下加速でも営業黒字幅さらに拡大。21年12月期も新規・既存とも拡大基調。 

 

コロナ禍にバッチリな業務内容。

 

だからこその株価10倍達成。

 

もし、こんな銘柄を偶然にでも買っていたら、今頃ウハウハ。

 

だって、5月に「200万」買って持ち続けているだけで、10月には「2000万」になってるんだから。

 

株はやはり夢がある。

 

ところで。

 

このBASEだが、実は昨年上場したばかり。

 

上場日は昨年の10月25日。

 

そう、約1年前。

 

初値は1210円だったので、そのときから見れば、株価15倍。

 

初値で「200万」買って持ち続けていたら、1年後には「3000万」になってるってこと。

 

株はやはり夢がある。

 

さて。

 

新規上場銘柄というのは、その8割以上が公開価格を上回って初値を形成する。

 

直近上場したヘッドウォータースにいたっては。

 

初値は28560円、公開価格は2240円。

 

なんと初値時点でテンバガー達成。

 

では、昨年上場当時のBASEはどうだったかというと。

 

初値は1210円、公開価格は1300円。

 

テンバガーどころか、公開価格を上回ることすらなく、なんと公募割れしている。

 

それほど人気がなかった。

 

では、なぜ人気がなかったのか?

 

新規上場株を調べるときには、このサイトだけ見ていれば他には何もいらないという素晴らしいサイトがある。

 

そのサイトによる上場前分析を確認してみよう。

 

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EコマースはIPOでは人気業態で、こちらは簡単さや新規性(QRコード決済など)もあり業種的には期待できる。

ただし売上は伸びているものの、赤字も拡大。利益が反転してもまだ赤字の状態での上場。上場は時期尚早な感じで、売り出し多くイグジット感強い。

既存株主にベンチャーキャピタルの出資豊富。
 

◇注目度…全般的なIPOとしての注目

Eコマースや決済系で注目度は高いIPO。


しかしながら規模の大きい赤字企業の上場は厳しい結果が続いており、逆の目線で注目も浴びる。

時期的にはまだまだ不信感が拭えない中での上場か?

◇規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約150億円の大型IPO。


上場市場は東証マザーズ。

売出株式比率約95%のほぼ売出IPO。売出元にベンチャーキャピタル多数。


さらにオファリングレシオも高めの47.9%と売り抜け感が強い。

売り出した後にもベンチャーキャピタルなどはロックアップなしのものや、3割程度株を残すところが多いため、上場後もまだまだ売り圧力は強い。

ストック・オプションの未行使残は全て70円価格で行使可能、上場時参入は45万株ほど。さらに140万株程度は今後行使期間として出てくる。

イグジット感満載で需給は非常に厳しいと言わざる負えない。


◇業種…人気化しそうな業種か?魅力があるかなど

事業はEコマースに関わるネットショップ作成から決済システムまで簡単にできるというのが特徴。


広がりも見せており売上にはのってきている。

 

ただ、流石にベンチャーキャピタルなどからの出資を受けすぎて赤字解消ならずに上場が残念。

わざわざIPOで株を買う必要を感じないレベルの魅力となってしまっている。


◇評価…総合的評価や特記的事項を含める

大型のマザーズ上場銘柄で注目度自体は高めの銘柄。


少しでも微増という結果なら数をかき集めたいが、結局危険度のほうが高いと結論。

 

規模も大きく買いが入らなければ相当苦しみそう。


◇全体考察


総合得点は3点(10点中)で、私のBBスタンスはD評価(S、A、B、C、D評価中)です 。

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極端に分かりやすく言えば、「赤字でかつ需給が最悪なので最低評価になりました」ってこと。

 

結果、このサイトの予想通りシッカリ公募割れ。

 

さすがの分析力。

 

そして、上場後も売り圧力が強いと書かれていたが。

 

事実、上場後何か月も全く上がらなかった。

 

さすがの分析力。

 

が、しかし、そんな銘柄が今年の5月から突如上がり始め、勢いに乗ってあれよあれよという間に株価10倍を達成し、今やすっかりマザーズ相場の主役に。  

 

ということで、何が言いたいかといえば。

 

上場後まもない銘柄というのは、一度勢いに乗ったらとんでもない上がり方をする傾向がある。

 

だから、新規上場株は上場後もしばらくしっかりチェックしておくこと。

 

たとえそれが、どれだけ「最低評価」の銘柄であったとしても。

 

そう、このBASEのように。

 

ちなみに・・。

 

気づいたときにはもう上がりまくってて私は買えなかった・・っていうか気づくの遅すぎだし⤵

 

しかも、そのときに買っていたとしても、余裕で大儲けできていたというね・・っていうか下手くそすぎだし⤵