株損益概算(前日比)
エフ・シー・シーは-4万。
BEENOSは-28万。
正栄食品は-7.7万。
萩原工業は-3万。
株式相場
株式相場は、ずっと上がりっぱなしな訳はないから。
雑談
株を始めた頃、頭を悩ますことの一つに「銘柄選び」がある。
どんな銘柄を買えば勝てるのかサッパリ分からない。
だから、とりあえず何となくの「上がりそうかな~」を基準に買い始める。
たとえば。
・東証一部の超優良銘柄
・普段よく利用しているスーパーやレストランの銘柄
・配当や株主優待が良い銘柄
・ゲーム関係など自分が好きな業種の銘柄
・チャートによるブレイクアウト目前もしくはゴールデンクロス目前銘柄
・PER、PBRで判断した割安銘柄
が、しかし、何を買っても思うように上がらない、勝てない。
それは当然。
最初から勝てる人なんて誰もいないから。
それでもがんばって株を続けるのだが、もう何を基準にして何を信じて銘柄を選べばいいのか、何が割安で何が割高なのかも分からなくなってしまう。
良い決算発表だったから喜んだのに、翌日材料出尽くしと言われとんでもなく下げるし、悪い決算発表だったからブルーになっていたのに、翌日悪材料出尽くしと言われとんでもなく上がるし。
何が何だか???
と、こんないろんな経験をしながら「これは正解かー、これはダメかー」とか「あーでもない、こーでもない」と言いながら、株をやり続ける。
すると、数年経ったくらいで突然見つかる。
何が見つかるかって。
自分なりの負けにくい銘柄選定基準
この基準で買えば、連戦連勝というわけではないが、少なくともとんでもなく大負けはしないような銘柄を選べるようになる。
もちろん株式相場を長い年月ずっと見ていれば、相場観だったり、買うタイミング・売るタイミングの精度だったり、損切りの素早さも成長しているわけで、それらと銘柄選定基準が重なり合ったからこそ、大負けがなくなるとも言えるのだが。
でだ。
そんな負けない銘柄選定基準を習得した投資家が、今のようなバブル相場を迎えたとする。
こんな相場は上がるものはとことん上がる、強いものはとことん強い。
値上がりランキング上位銘柄が、翌日もランキングに顔を出してくることだって当たり前。
ブログやツイッターを見ていると、みんながみんな勝ちまくっている。
当然、負けにくい銘柄選定基準を習得した投資家も、余裕で勝ちまくって稼ぎまくって・・。
というわけではない、実際のところ。
なぜか?
自分なりの銘柄選定基準によって買っている銘柄は、値上がりランキング上位銘柄に出てくるような銘柄ではないから。
そう、だから、今、正直言って。
焦っているかもしれない。
モヤモヤしているかもしれない。
悔しいと感じているかもしれない。
なぜなら。
みんな儲かっているのに、なんでオレだけ儲かってないんだ!
こんな値動きのない銘柄を買っていて本当にいいのか!?
もっと新興銘柄に特化した方がいいんじゃないのか!?
値上がりランキング上位銘柄を買いにいかなきゃいけないのでは!?
って思っているから。
その結果、自分なりの銘柄選定基準を無視して、値動きの激しい、いつもとは全く異なる銘柄に手を出してしまう。
で、当然、結果は・・・。
何年もかけてやっとのことで、負けにくい銘柄選定基準を習得することができた。
なのに、値動きのクセも売り買いのタイミングも一切読めない銘柄を突然買ったところで、勝てるわけがない。
だから。
もし、5年とか10年の歳月をかけて、ようやくできた銘柄選定基準があるならば、変えない方がいい。
いや、変えてはいけない。
大事にしないと。
まあ、とはいえ・・。
確かにせっかくのバブル相場、いつものような取引をしていてはもったいないのは事実。
では、どうすればいいか。
銘柄選定基準は変えずに、攻め方を大胆にすればいい。
つまり。
買う銘柄はいつもと変えず。
投資額を倍にして、売るタイミングを遅らせればいい。
ということで。
バブル相場だからといって、値上がりランキング上位銘柄を買ってもガッツリ稼ぐことはできない。