40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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信用取引の「売り」を知らないサラリーマン投資家は強い バブル相場に限っては

 

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株損益概算(前日比)

JMホールディングスは-10万。

 

エフ・シー・シーは+4万。

 

BEENOSも+4万。

 

出前館は、昨日から下げ始めたのでセオリー通り、寄りで売って30万の勝ち。 十分満足(Tポイント優待のままだったら売らなかったけど)。

 

株式相場

やっぱり強い。まだまだ上に向かう相場。 

  

雑談

マザーズ市場が強すぎる。 

 

実生活、実体経済、社会状況を考えたら、まさにバブル相場。

 

さて。

 

このようなバブル相場のとき、株とは無縁の人、もしくは株をやり始めたばかりの人はこんな風に思うかもしれない。

 

「株だけで飯食ってるやつらは一体どんだけ儲けてるんだよ!うらやましすぎ!」って。

 

実は。

 

一部の天才を除き、それほど大儲けはできていない。 

 

なぜか?

 

株だけで飯を食っている、いわゆる専業トレーダーと呼ばれる人たちは、とんでもない投資額で株を「買い」つつ、同時に、それなりの投資額で信用取引の「売り」も行っているから。

 

つまり、突然の大暴落など、いざというときに備え「売り」でリスクヘッジをしているというわけ。

 

もう少し補足すると。

 

バブル相場ではない一般的な上昇相場であれば、上昇時に「買い」の分を段階的に利益確定させてつつ、上昇過程の中の下落時にうまく「売り」の方も利益確定させていく。

 

このバランス感覚の上手さが、株の上級者である専業トレーダーの真骨頂。

 

言ってみれば、守りを固めつつ、同時に攻めもできているということ。

 

だが。

 

バブル相場のような場合、「買い」の方はいつものように段階的に利益確定していくわけだが、「売り」の方の逃げ場が一切なく、損失がドンドンドンドン膨らんでいってしまう。

 

しかも、もうこれ以上はさすがに上がらないだろうと思い、「買い」の分を全て利益確定し、「売り」だけを残したとする。

 

そこからさらに上昇した場合、「売り」の損失はさらに増えていき、場合によっては「買い」で利益確定した額を超える損失になることも。

 

だから、それほど大勝ちしているというわけではないし、場合によっては意外と損しているかもしれない。

 

では。

 

こんなバブル相場で最も儲かっているのは、どんな投資家かというと。

 

・信用取引の「売り」をやらない投資家

 

・一度買ったら、基本的には中長期スパンで持つという投資家

 

・相場状況・銘柄動向は毎晩チェックしつつも、1日中相場に張り付くことはせず、日々の株価の動きに一喜一憂することがない投資家

 

そう、これ、実はサラリーマン投資家に多いタイプ。

 

あくまでバブル相場に限ってだが、投資金額が同じだと仮定した場合、専業トレーダーよりも、「売り」ができない「売り」を知らないサラリーマン投資家の方が大勝ちできてしまうんだ。

 

まあ、とはいえ。

 

サラリーマン投資家がバブル相場以外で大儲けするのはなかなか難しいわけだから、サラリーマン投資家であっても「売り」を覚えるに越したことはない。 

 

ただ、「売り」を完璧にマスターし、リスクヘッジとして使えるほどのバランス感覚を身に付けるのは、相当難易度が高い。

 

いや、サラリーマンをしながら身に付けるというのはおそらく無理だろう。

 

であるならば。

 

今のようなバブル相場や、バブル相場に近い短期的な上昇相場というのは、2、3年に1度くらいは必ず訪れる。

 

そんなときにしっかり大勝ちできるよう、サラリーマン投資家らしいシンプルなやり方に磨きをかけておいた方がいい。

 

サラリーマン投資家らしいやり方に磨きをかけるというのは。

 

中途半端に「売り」を覚えようとせず、銘柄選別など「買い」の精度を上げておくこと。