株損益概算(前日比)
クリエイトSDHは大きく変わらず。
株式相場
アンジェス筆頭に突然のバイオバブル。
こんなの予想できるわけがない。
雑談
仕事休みの夜。
のんびり紅茶でも飲みながら、チャートを眺めている時間は至福のとき。
「この値段まで下がったら買いどきだなー」
「上値抵抗線抜けたら爆上げしそうだなー」
「この銘柄だけは確実に儲かるな」
そんなことを想像するだけで楽しい。
しかし。
ごくまれに。
買いどきとか爆上げとか儲かるとか、そんな「欲望丸出しの想像」が二の次になってしまう瞬間というのがある。
それは。
美しいチャートを発見したとき。
例えば、こんなチャート。
どこが美しいんだ!
何も感じないんだけど!
と、いう人もいるかもしれない。
私はというと。
目を奪われてしまった。
見入ってしまった。
なぜか?
これは「カップウィズハンドル」と言われるものだが、まさにチャート本の見本になりそうな美しい形をしていたから。
カップウィズハンドル:ティーカップのような形のチャートであり、中期的な底を判別するチャートパターン。この形を描いた後は株価が上昇へ向かうことが多いと言われている。
私は放物線をティーカップに見立て、指でなぞりながら、思わず口に出してしまった。
「このチャートは美しいなぁ」
さて。
ここでポイントになるのは。
このチャートの結末、つまりこの後、上がるのか下がるのか?
と、いうことではなくて。
もちろん、株をやっている以上、利益を出すことが目的であって、上がるか下がるかが大事でないわけはない。
ただ、長い目で見たら、もっと大事なことがある。
それは。
「このチャートは美しいなぁ」と思える余裕があるかどうか。
心に余裕がなければ、株を楽しむことも、株で勝つことも難しい。
どれだけ美しいチャートを見ても、「これは金になりそうだ」としか思えないのであれば、結果はついてこないだろう。
それは、サラリーマンとしての本業だって同じ。
空を見上げたとき、
「気持ちのいい青空だな~」
「夕陽っていいよな~」
「今夜の月は綺麗だな~」
って思えるくらいの余裕がなければ、良い仕事ができるわけない。
何が言いたいかといえば。
株を長くやっていると、いつも何かに追われているような感じになり、笑顔が消え、勝った負けた、株価が上がった下がった、お金が増えた減った以外考えられなくなってしまうときがある。
そんな状態で取引を繰り返しても、勝てないに決まってる。
そうならないよう、常に余裕を持った取引ができるよう心掛けることが大事。
少なくとも、「このチャートは美しいなぁ」と思えるくらいの余裕がないと。