40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

もう下がらないで!上がってよ!お願い!って 「お祈り投資法」の快感にハマってはいけない

 

f:id:shoreblue:20200315114236j:plain

 

株損益概算(前日比)

持ち株無し中。 

 

新規でクリエイトSDHを寄りで600株買い。

 

株式相場

違和感はあるけど、相場に従えば上に向かう流れかと。

  

雑談

株を買った、下がった、ひたすら祈った、上がった、売った、儲かった。

 

株をやっている人なら誰もが一度は経験あるはず。

 

そう、「お祈り投資法」。

 

これは言うまでもなく、他力本願の超危険な投資法。

 

だが、超危険なのにもかかわらず、みんなやっている。

 

みんなお祈り投資法に依存してしまう。

 

なぜか?

 

損切りしなくてすむ、救世主的投資法だから。

 

つまり。

 

「このラインに到達したら損切りしなきゃまずいよな」と思っているのに、いざそのラインに到達すると、損切りできなくなってしまうことは多い。

 

なぜなら、損を確定させるのがイヤだから。

 

そこで、お祈り投資法が登場するわけ。

 

で、この投資法が意外と良い仕事をしてくれてしまう。

 

つまり、勝たせてくれちゃう。

 

すると、どうなるか。

 

快感にハマってしまう。

 

どんな快感かって?

 

お祈り投資法が成功したときのことを思い返してみると。

 

ある銘柄を買った、少し上がった、そこから急降下、さらに急降下、もうダメ、今さら売れない、祈った(もうこれ以上は下がらないで!上がってよ!お願い!)、突如急上昇、買値に戻る、買値を大幅に超える、利益確定、大勝ち。

 

そう、大きな含み損になって、もうダメだと思った銘柄が、祈った甲斐もあり、突如急上昇、買値に戻って、さらに含み益に変わったとなれば。

 

嬉しくて嬉しくて、アドレナリン出まくり。

 

普段の生活ではなかなか体験できない快感を味わってるわけ、無意識のうちに。

 

こんな快感に加えて、最終的に損切りしなくて正解だったと思えること、最終的に勝って儲かったということ、これがお祈り投資法依存に繋がる。

 

が、しかし。

 

通用するのは、あくまでも上昇相場のとき。 

 

もし、今回のコロナショックにより、全体の流れが上昇相場から下落相場になったとしたら。

 

お祈り投資法は、びっくりするほど通用しない。

 

どれだけ真剣に何度お祈りしたところで、含み損がどんどん膨らんでいくだけ。

 

そんなに神様は甘くない。  

 

買った、下がった、ひたすら祈った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、祈った、下がった、売れない・・・というループの末、含み損銘柄を山ほど抱え、精神がやられてしまう。 

 

これが、下落相場によるお祈り投資法の悲惨な結果。 


何が言いたいかといえば。

 

お祈り投資法の快感にハマってはいけない。

 

「お祈り投資法」に頼らず「損切り投資法」をマスターしなければ、下落相場で生き残るのは難しい