株損益概算(前日比)
持ち株無し中。
新規でクリエイトSDHを寄りで600株買い。
株式相場
違和感はあるけど、相場に従えば上に向かう流れかと。
雑談
株を買った、下がった、ひたすら祈った、上がった、売った、儲かった。
株をやっている人なら誰もが一度は経験あるはず。
そう、「お祈り投資法」。
これは言うまでもなく、他力本願の超危険な投資法。
だが、超危険なのにもかかわらず、みんなやっている。
みんなお祈り投資法に依存してしまう。
なぜか?
損切りしなくてすむ、救世主的投資法だから。
つまり。
「このラインに到達したら損切りしなきゃまずいよな」と思っているのに、いざそのラインに到達すると、損切りできなくなってしまうことは多い。
なぜなら、損を確定させるのがイヤだから。
そこで、お祈り投資法が登場するわけ。
で、この投資法が意外と良い仕事をしてくれてしまう。
つまり、勝たせてくれちゃう。
すると、どうなるか。
快感にハマってしまう。
どんな快感かって?
お祈り投資法が成功したときのことを思い返してみると。
ある銘柄を買った、少し上がった、そこから急降下、さらに急降下、もうダメ、今さら売れない、祈った(もうこれ以上は下がらないで!上がってよ!お願い!)、突如急上昇、買値に戻る、買値を大幅に超える、利益確定、大勝ち。
そう、大きな含み損になって、もうダメだと思った銘柄が、祈った甲斐もあり、突如急上昇、買値に戻って、さらに含み益に変わったとなれば。
嬉しくて嬉しくて、アドレナリン出まくり。
普段の生活ではなかなか体験できない快感を味わってるわけ、無意識のうちに。
こんな快感に加えて、最終的に損切りしなくて正解だったと思えること、最終的に勝って儲かったということ、これがお祈り投資法依存に繋がる。
が、しかし。
通用するのは、あくまでも上昇相場のとき。
もし、今回のコロナショックにより、全体の流れが上昇相場から下落相場になったとしたら。
お祈り投資法は、びっくりするほど通用しない。
どれだけ真剣に何度お祈りしたところで、含み損がどんどん膨らんでいくだけ。
そんなに神様は甘くない。
買った、下がった、ひたすら祈った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、祈った、下がった、売れない・・・というループの末、含み損銘柄を山ほど抱え、精神がやられてしまう。
これが、下落相場によるお祈り投資法の悲惨な結果。
何が言いたいかといえば。
お祈り投資法の快感にハマってはいけない。
「お祈り投資法」に頼らず「損切り投資法」をマスターしなければ、下落相場で生き残るのは難しい。