40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

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買えば買うほど損するんだけど!って 「ポジポジ病」の末期症状は下落相場で現れる

 

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株損益概算(前日比)

日経平均ベア2倍は+20万。

 

楽天225ダブルベアは+3.4万。

 

日経ダブルインバースは+6.2万。

 

本来は投資用ではない資金をもう100万持ってきて、新規で、狙っていた「国際のETFVIX(1552)」を後場寄り(20500円)で45株買い。

 

まさかストップ高までいってくれるとは。

 

コロナショックに絡んだ買いは、おそらくこれで終わり。

 

あとは、来週か再来週かで相場が落ち着いて、まとめて利益確定できれば最高の展開だが。

 

株式相場

後場中盤まで、日銀だか年金だかのくじらが暴れまくる歪みだらけの相場で、今日のところはそのまま終わってもおかしくなかったが、歪みのままでは、終わらなかった。

 

とあるスーパーデイトレーダーの方が、場中に発したこのツイートが、全てを物語っていた。

 

「相場のことは相場に聞けっていうけど、聞いてみたら、俺らどうなるんすかって聞き返してくるような相場」

 

あまりにも素晴らしい。お見事。

  

雑談

株を何年もやっていると「おれ、病気かも」って思うときがある。

 

それは、こんな症状が出てきたとき。

 

株を持っていないと落ち着かない、ソワソワしてしまう。

 

チャートを見ていると、無性に買いたくなってしまう。

 

利益確定して儲かった日には、翌日に何かしら買わずにはいらない。

 

とりあえず今一番盛り上がっている銘柄を、勢いだけで買ってしまう。

 

全体相場の流れなんて考えず、明らかに安すぎるだろという理由だけで買ってしまう。

 

そう、これ、完全に。

 

「ポジポジ病」という病。

 

私も一時期、この病に侵された。

 

この病気がやっかいなのは、全体相場が良いときは全く痛みがないこと。

 

いや、痛みがないどころか、むしろ、気持ちいい。

 

なぜなら、買えば買うほど、儲かるから。

 

ならば、相場が悪くなると、痛みが出るかっていうと、そういうわけでもない。

 

なぜなら、狙っている銘柄が安く買えるわけで、うまく回転がきけば、安く買ってすぐに売って、また別の銘柄を安く買ってすぐに売ってというループで、儲かるから。

 

が、しかし。

 

この話は、上昇相場の過程における、ちょっと相場が悪いくらいのときの話であって・・・。

 

そう、もし「下落相場」に足を突っ込んでいるかもしれない、本当に悪い相場であった場合、ポジポジ病はとんでもない痛みをもたらす。

 

なぜなら。

 

買った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、売れない・・・。

 

含み損銘柄が徐々に貯まっていく。

 

精神的な痛みは相当なもの。

 

そして、ポジポジ病は、ここからさらに症状を進行させる。

 

含み損銘柄だらけのポートフォリオなのに、それでもまだ買いたくなってしまう。

 

なぜかって。

 

ただ安いどころか、激安特価になってるから!

 

バーゲンセールなら買わなければと!

 

そして、買った後、さらにもっと安くなると・・。

 

結果。

 

買った、下がった、売れない、別の銘柄を買った、下がった、売れない・・・というループの末、含み損銘柄を山ほど抱え、資金が尽きてしまう。 

 

これが、ポジポジ病がもたらす末期症状。

 

こうなってしまうと、もうどうしようもない。

 

あまりにも痛すぎる。

 

とはいえ。

 

末期症状とはいっても本当の病気とは違い、実はすぐに回復することはできる。

 

「あー、よかった、よかった、命に別状なくて!」

 

そう、命には別状ない。

 

ただ、回復するには、全ての銘柄を損切りし、命の次に大事なお金をしっかりと無くすことになるので、少し精神はやられてしまうかもしれない。 

 

何が言いたいかといえば。

 

「ポジポジ病」という病を治さないと、下落相場で生き残るのは難しい。

 

ポジポジ病を治すには、株を持たない期間を敢えて作り、持たないことに少しずつ慣れていく他ない。