株損益概算(前日比)
エフ・シー・シーはほぼ変わらず。
オルトプラスは8万。
そろそろ動き出してきたかな。
株式相場
相変わらずの強さ。
雑談
土曜の夜。
のんびり紅茶でも飲みながら、株チャートを眺めている時間は至福のとき。
「これはこの値段まで下がったら買いどきだなー」
「これは上値抵抗線抜けたら爆上げしそうだなー」
「これはいくら儲かりそうだなー」
と、良い結果を想像するだけでワクワクしてくる。
しかし。
ごくまれに。
買いどきとか爆上げとか儲かるとかそんな「欲望丸出しの想像」が二の次になってしまう瞬間というのがある。
それは。
美しいチャートを発見したとき。
例えば、こんなチャート。
どこが美しいんだ!何も感じないよ!という人もいるかもしれない。
私はというと。
目を奪われてしまった。
見入ってしまった。
なぜか?
これは「カップウィズハンドル」と言われるものだが、まさにチャート本の見本になりそうなくらい美しい形をしていたから。
カップウィズハンドル:ティーカップのような形のチャートであり、中期的な底を判別するチャートパターン。この形を描いた後は株価が上昇へ向かうことが多いと言われている。
私はこのチャートを見ながら、頭の中でティーカップの放物線を描き、思わず口に出してしまった。
「いやー、これは美しいなー」
さて。
ここでポイントになるのは。
このチャートの結末、つまりこの後、上がるのか下がるのか?
ということではない。
もちろん、株をやっている以上、利益を出すことが目的であり、上がるか下がるかが大事でないわけはない。
ただ、長い目で見れば、もっと大事なことがある。
それは。
チャートを見たときに「あー、このチャート美しいなー」と思える余裕があるかどうか。
心に余裕がなければ、株を楽しむことも、株で勝つこともできない。
どれだけ美しいチャートを見ても、「これは金になりそうだ」としか思えないのであれば、結果はきっとついてこない。
それは、サラリーマンとしての本業だって同じこと。
空を見上げて、
「気持ちのいい青空だな~」
「夕陽っていいよな~」
「今夜の月は綺麗だな~」
と、思えるくらいの余裕がなければ、良い仕事なんてできるわけがない。
何が言いたいかといえば。
株を長くやっていると、上がった下がった、勝った負けた、お金が増えた減った以外考えられなくなってしまうことがある。
そんな状態で、精神を消耗するような取引を続けていたら、疲れ果ててしまう。
だからこそ。
常に余裕を持った、無理のない取引をしていこう。
「このチャートは美しい」と思えるくらいの余裕がなければ、株で勝つのは難しい。