株損益概算(前日比)
エフ・シー・シーは変わらず。
株式相場
相場が落ち着いてるだけで、今は十分。
雑談
普段いくらぐらいのスーツを買っているだろうか。
私のような一般的なサラリーマンであれば、3万~5万くらいというところだろう。
10万のスーツを毎年何着も買うなんてのは無理。
もしも、そんな人たちが30万円のスーツを買うことになったとしたら。
どこのブランドがいいか、どこで買うのがベストか、徹底的に調べる。
なぜかって。
絶対に失敗できないから。
だって30万円もかけるわけだから。
慎重に慎重に慎重に。
さて、株を買うときはどうだろう。
もしも、30万円分の株を買うことになったとしたら。
別に、まあ、普通に、いつも通りみたいな。
そう。
株を何年もやっていると、30万円分の株を買うなんてのは日常。
とりあえずの打診買いとして30万分とか50万分だってありえる。
「慎重に慎重に慎重に」という気持ちになったり、1着30万のスーツを買うときの気持ちで株を買うなんて、到底ならない。
「30万円のお金を出して買う」という意味では、服を買うときと同じなのに。
何が言いたいかといえば。
株に慣れ過ぎてしまった今だからこそ、30万円というお金の価値を改めて考えよう。
そう考えれば、銘柄についてあまり調べてないけど何となく上がりそうだから買っちゃえーというような「衝動買い」なんてありえない。
サラリーマン投資家は、デイトレーダーのような瞬時の銘柄判断はしなくていい。
ゆっくりじっくり銘柄を選べる時間がある。
証券マンやカリスマ投資家が「この銘柄は大口が集めてますね。今がこの値段で買えるラストチャンスかもしれません」と言っていても、無視すればいい。
そんなのは。
紳士服売り場の店員さんが「このスーツは今大人気でみなさん買っています!今買わないと売れてしまいますよ!」と言っているのと同じ。
株は上がってしまったら、スーツなら売れてしまったら、縁がなかったと思えばいいだけの話。
1円も損しないから。
そんな簡単に買い注文ボタンをクリックしていいのか。
もう一度よく考えて。
どれくらいよく考えるかって。
1着30万円のスーツを買うときのような気持ちで。