株損益概算(前日比)
ジョルダンは-7.3万。
トビラシステムズは-2.4万。
株式相場
デイトレーダーにとっては大変だったというだけの相場。注目銘柄はまだ無し。
雑談
誰もが小さな頃からやってきたことがある。
「勉強」
親や先生に言われて。
当たり前のように。
イヤイヤながらも。
その結果、テストで良い点数を取ったり、受検に合格したことで、幸せを感じたことも。
多くの人が程度の差はあるにせよ、勉強によって成功体験をしてきた。
勉強すればするほど、結果はついてきた。
さて、そんな彼らが大人になり、一攫千金を夢見て株式投資を始めるとき。
当然、始め方としてはここになる。
教科書・参考書を片手に株の「勉強」。
そして、こう思う。
「猛勉強さえすれば、大金までは無理だとしても、1日5000円の勝ちくらいは余裕だろう」
「言っちゃーなんだが、おれはそれなりに勉強してきた。その甲斐もあって今までテストや試験などで苦労したことはなかった」
「株だって、それなりに勉強すれば、そこそこイケるはず」
株でいう教科書や参考書といえば「株の良書」と呼ばれるもの。
例えば。
「マーケットの魔術師」
「ゾーン」
「デイトレード」
株式とは何たるかを知る上では、誰もが認める素晴らしい本。
しかし。
これらを読み込めば、これらで勉強すれば稼げるようになるかというと・・、難しいだろう。
同様に、オススメ株投資本を100冊読んだとしても、稼げない。
こんなパターンもよくある。
株を始めるにあたり、チャート本含め5冊くらいを読み込む。
自分なりのやり方を見つける。
株を始める。
自分なりのやり方がバッチリはまる。
勝ちまくる。
「おれ、天才」と思う。
しかし、1年・2年経つと負けが多くなってくる。
とんでもない大負けまでするようになった。
そこでまた別の本に頼る。
「何か良い本はないか?」「確実に稼げる本はないか?」
本を多く読めば勝てるようになる、何かヒントがあると考える。
これが受験勉強をしてきた人の考え方。
勉強すれば株で勝てるというならば、
投資家の勝者はハーバード大卒ばかりになってしまう。(極端に分かりやすく言えば)
「じゃーどうすれば勝てるというんだ?」
本を読んで勉強するのではなく、実際に取引しながら株感覚を養っていく。
もし平日に休みがとれたならば「今日は株の本を読みまくるぞ」ではなく、少額でいいからデイトレをやってみる。
デイトレーダーになるためではなく、株感覚を養うために。
本の力に頼りすぎてはいけない。
株は机でやらずに相場でやる。
ちなみに、1年・2年で負けが多くなってくるのは当たり前のこと。普通のこと。
それなのに、1年・2年で結果を求めてしまうところも、受験勉強をしてきた人の考え方。
株で勝てるようになるには、最低10年必要。
つまり。
◇受験での成功
・教科書や参考書により猛勉強
・結果を出すのに、1年~2年あれば何とかなる
◇株式投資での成功
・実践により自分に合うトレードを身につける他ない
・結果を出すのに、最低10年
焦らずじっくりと、実践を重ねていくのみ。