40代サラリーマンの優美なる株投資ブログ

40代サラリーマンがブログを始めたら何が見えてくるか

 
 

「大口がいる」「機関が明らかに集めてる」「外資はまだ売ってない」 その幻想が売り判断を狂わせる!

 

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株損益概算(前日比)

ジョルダンは+1.2万。

 

株式相場

日経も新興も強いけど、主役は見つからない。 

  

雑談

まずはこのチャートをご覧に。とある銘柄。

 

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突然に、そしてこれだけ激しい値動きになったからだろう、上下動の真っ只中に聞こえてきた声は。

 

この銘柄には、

 

「大口がいる」

 

「機関が明らかに集めてる」

 

「外資はまだ売ってない」

 

そうそう、彼らが買ってさえいれば、持っていれば、下がることはない。

 

安心、安心。

 

って、そんなのいるわけない!

 

残念ながら。

 

本物の大口、機関、外資なんているわけないのだ。

 

なぜか。

 

出来高が少なすぎるから。

 

一番多い最終日でも出来高260万株だ。

 

いるわけがない。

 

大口・機関・外資なんて

 

幻想だ!

 

もっとも、実際いるかいないかなんてどうでもよくて、大口・機関・外資がいると思いながら株を楽しんでいるのであれば、それはそれで幸せなこと。

 

株を楽しめればそれでいい。

 

しかし、問題なのは、この幻想により的確な売り判断ができなくなってしまうこと。

 

例えば、チャート最終日の大陰線。

 

「あー、明らかに高値掴みしてしまった」

 

「けっこうな量を買ってしまった。含み損がヤバい。もう売らなきゃだめだ」

 

売り注文を入れようとした瞬間。

 

「いや待てよ」

 

「直近で一番出来高ができているな」

 

「もしかして大口が今まさに集めているかも」

 

「であれば、もう少しだけ様子を見てもいいのでは」

 

幻想により、完全に売り判断を狂わされている。

 

単に個人の逆指値が連鎖して、大きな下げになっただけなのに。

 

出来高が少ない分、起こりうるよくあること。

 

逆もしかりで、上がるときは極端に上がるわけだが。

 

幻想に支配されて、売り判断を狂わされるのだけは気をつけよう!

 

幻想は無視して、この値段で売ると決めたら躊躇しないことだ!

 

 

最後に余談だが。

 

あくまで、余談だが。

 

このチャートの山のてっぺんで買ってしまった人がいたとする。しかも2回とも。

 

現時点では明らかに高値掴みだ。

 

その人はサラリーマンで、相場中は仕事をしていて売りたくても売れないとする。

 

だから、今でも持ち続けてしまっている。

 

申し訳ないが、一言で言えば「下手くそ」。

 

 

はい、私です・・・。

 

え~と。

 

合計500株持っていて。

 

現時点の含み損はというと。

 

約100万投資で、20万の含み損。

 

ぶはっ!

 

あの~。

 

大口様、機関様、外資様、ここからの参入ウエルカムです。とにかく助けて。